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FX/為替3分早わかり「円安再加速も!消費の底堅さは如何に-米国8月小売売上高」2022年9月15日

この番組は、TEAMハロンズ黒川が本日の注目材料を3分でわかりやすく解説する番組です。
平日21:00よりTEAMハロンズLIVE番組【実践リアルトレード】を配信しています。テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せしています。チャットでお受けしたご質問もお答えします。
お時間がありましたら、ぜひご参加ください!!
最新LIVE配信ページや過去動画はコチラからご覧いただけます。

円安再加速も!消費の底堅さは如何に-米国8月小売売上高

動画要旨

【米国8月小売売上高】

9月15日、21時30分に米国の8月小売売上高が発表されます。インフレが予想以上に鈍化していない様子を示す物価指標を受けて、米国の金融引き締めの長期化が懸念されています。

経済の主要な要素である消費動向を確認して、米経済が引き締めに耐えられるのか、市場は見極めようとしています。

【米国8月小売売上高を見る上でのポイントは6つ】

米小売売上高のポイント1

1つ目は、7月の小売売上高は季節調整済みで、6828億ドルと6月から横ばいでした。
2つ目は、項目別では建築資材、インターネット通販への支出が増加しました。
3つ目は、ガソリンスタンド、自動車・部品販売店、衣料品店、総合スーパーは減少でした。

7月はガソリン価格の下落で浮いた分を他の消費へ振り向ける形で、消費活動は支えられたようです。

米小売売上高のポイント2

4つ目は、消費者マインドが改善している点です。
チャートの枠で囲った部分に注目すると、ガソリン価格の低下で消費者信頼感指数やミシガン大学消費者態度指数は大きく改善しています。

5つ目は、消費者信頼感指数の調査において、半年先の住宅、家電、自動車購入希望者の割合は改善しています。

こうした様子からは、8月も石油価格がより下落した分を、他の消費に回す動きが広がったと見ることができます。

最後に、ガソリン価格の下落分は、ガソリンの売上高減少要因としてあらかじめ想定されていますので、データを見る際には注意してください。これがポイントの6つ目です。

【結果とドル/円の反応】

米国8月小売売上高

米小売売上高の結果と反応
TEAMハロンズとしては、エネルギー価格の下落と人件費等の上昇に挟まれる形で、インフレ後退は限定的として、①をメインシナリオと考えます。

※この文章は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

本日のYoutube配信URL(21:00開始)

Teamハロンズ
円卓で有名だった旧・上田ハーローの元ディーラー・ストラテジスト・アナリストの所属のチーム。マネ育chに「3分テクニカル分析」(動画)、週刊為替レポート「ハロンズ」、米雇用統計レポート「米国雇用統計の予想と戦略」等執筆。X(Twitter)アカウントTEAMハロンズ(@TeamHallons)では、マーケット雑感、経済指標のヘッドラインを呟いている。平日21:00からはLIVE番組【実践リアルトレード】も担当し、テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せするなど、FX個人投資家の皆様のお取引に有効な情報を日々、配信している。
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