
と~っても忙しい人に、まんがでお届けするFX。
今回おさえておきたいネタはこれだ!

▼前編を読んでいない人はこちらから
FX初心者が抱える7つの疑問(後編)

- 皆さまお待たせしました、ベレーちゃんです

- キャンドルちゃんです!

- 今日は前回のつづきで、「FX初心者さんが抱える7つ疑問」の残り3つをお答えしていくのだ~
▼前編を読んでいない人はこちらから

- これからFXをはじめたい人も、FXをはじめたばかりの人も知っておいて損はなさそうだね!

- 今回も、外為どっとコム総合研究所の研究員のお二人、「小俣凪子さん」とテクニカルアナリストの資格を持つ「宇栄原宗平さん」にバシっと答えていただこうなのだ~

- よろしくお願いします!

- よろしくお願いします!

- それではさっそくいってみよー
「スワップポイント」ってなに?


- 前回教えてもらった「為替の値動きを狙って利益を出す方法」とは別の方法ってこと?
どうやって利益を出すの?
※為替の値動きを狙って利益を出す方法を知りたい方はコチラ

- 簡単に言うと、金利の高い通貨を買い、金利の低い通貨を売ることで、その金利差分を受け取ることができます
つまり、金利差分だけお金が増えるということですね


- なんだか銀行預金の利息に似てるね!

- 銀行預金の利息は受け取れるのが基本的に年に数回ですが、FXのスワップポイントは日々コツコツと貯まっていくんです

- じゃあ、逆に金利の高い通貨を売って、金利の低い通貨を買った場合はどうなるの?

- その場合はスワップポイントの支払いとなります
つまり、お金が減ることになりますね
●スワップポイント(金利差調整分)について
通貨ペアを構成する通貨のうち、相対的に高金利の通貨を売った場合、または相対的に低金利の通貨を買った場合には、その取引数量相当のスワップポイント(通貨ペアを構成する両通貨の金利差の調整額)の支払い額が日々蓄積され、時間の経過に比例して損失額が大きくなりますのでご注意ください。また、現時点でスワップポイントを受け取れるポジションであっても、将来にわたって通貨ペアを構成する両通貨の金利差が縮小または逆転した場合には、その受け取り金額が縮小したり、反対に支払いへと転ずる可能性がございます。
通貨ペアを構成する通貨のうち、相対的に高金利の通貨を売った場合、または相対的に低金利の通貨を買った場合には、その取引数量相当のスワップポイント(通貨ペアを構成する両通貨の金利差の調整額)の支払い額が日々蓄積され、時間の経過に比例して損失額が大きくなりますのでご注意ください。また、現時点でスワップポイントを受け取れるポジションであっても、将来にわたって通貨ペアを構成する両通貨の金利差が縮小または逆転した場合には、その受け取り金額が縮小したり、反対に支払いへと転ずる可能性がございます。

- えー!!
じゃあ、買いたい通貨の金利が低かったら、毎回スワップポイントを支払わないといけないってこと!? 
- スワップポイントには発生するタイミングがあります
例えば、ドル/円を買ったとして、これを翌営業日以降に持ち越すことでスワップポイントが発生します
なので、スワップポイントを支払う必要がある場合には、翌営業日以降に取引を持ち越さないような短い期間で取引を終える方が多いですよ


- そっか、スワップポイントの支払いが発生する前に取引を終わらせちゃえば、為替の値動きだけを狙うことができるんだね!

- その通りです!
あと、スワップポイントの金額はそれぞれの国の金利が影響します
なので、通貨ペアによってスワップポイントは違いますし、そもそも金額自体が変動するということを覚えておいてください


- FX取引における「スワップポイント」について、なんとなくわかったかな?
わかりやすく動画でも説明してくれているので、チェックしてみるのだ
「ロスカット」とは?


- 強制的に取引が終了する「ロスカット」……
これってどうなったらなるの? 
- それではどうなったら「ロスカット」になるのか、具体的に仕組みを見ていきましょう

※ロスカットは取引におけるお客様の損失を一定の範囲に限定させる目的のものではありますが、設定されたとおりにロスカット処理が実行されることが保証されたものではなく、急激な相場変動等によるスリッページの発生ならびに電子取引システムの遅延等の結果、ロスカットが速やかに処理されない場合があります。これらにより最終的に預託金以上の損失を被る可能性があります。

- なるほど!どうなるとロスカットされるのかわかったよ!
でもさ、このロスカットってほんとに必要なの? 
- 確かに、自分の意志に関係なくお金が減るのは嫌ですよね
でも、ロスカットがないとFX口座のお金が「0」になるどころか、それ以上の損がでてしまう可能性が出てきてしまうんです 
- そうか…!!ロスカットがあるからこそ、最低限のお金をFX口座に残すことができるんだね
でも、やっぱりなるべく損は少なくしたいなぁ 
- その場合は、ロスカットが行われる前に自分の意志で取引を終了させるための決済注文を出すということも、立派なFX取引の戦略ですよ
「損切り注文 」とも言いますが、これは多くのFX投資家も実践している投資資金の管理方法の1つですので、覚えておきましょう

- どうなるとロスカットになるのか、理解できた?
こちらもわかりやすく動画で説明してくれているので、これで再確認してみるといいのだ
FX取引における「ポジション」とは?


- FXって専門用語が多いよね

- そうですね
その中でも「ポジション」はFX取引をするときに必ず使うことばです!
知っていると為替相場の見通しレポートを読むときにもきっと役立つと思います 
- なるほど
ちなみに、「買ったままの状態で、売らずにもっている」って、どういう状態のこと? 
- わかりやすく取引画面から見てみましょう
まずは米ドル/円を買ってみます


- ちなみに
買いのポジションのことを「ロングポジション」
売りのポジションのことを「ショートポジション」
とも呼びます 
- この2種類のポジションを使い分けて利益を狙っていくんだね!

- その通りです
ちなみに、売りポジションを買い戻すことを「ショートカバー」とも言います 
- FXニュースで「ショートカバーが入り、ドル/円は上昇した」なんて聞いたことがあるよ

- では、ショートカバーについて簡単に説明を補足をしますね

- お願いします!

- 「売」のポジションを持っていた場合、取引を終わらせるためには「売」の逆である「買」の注文を入れることになりますよね?

- 売っていたものを買い戻すってことだね

- そうです、ここまでは至って普通の流れです
では、例えば米ドル/円の値段がどんどん下がったとして、その際に売りポジションをたくさんもっているトレーダーさんがいっせいに買い戻しをおこなったらどうなると思いますか?


- えっと、たくさんの売りポジションがあって、一気に買い注文が行われるわけだから……

- 一気に買いの勢いが強まることになるので、結果的に米ドル/円は大きく上昇することが想像できるわけです


- こういった値段が下がる場面で「ショートカバー」を期待して買いポジションをもつ人もいるようですよ


- 利益を狙えるチャンスにもなり得るんだね!
「ショートカバー」アツーい!! 
- 「ポジション」ということば1つを覚えただけで、FXの知識がぐっと広がった感じがしますね

- FX取引における「ポジション」の意味はわかったかな?
ショートカバーの説明についても動画で説明しているので、良かったら見てみるといいのだ

- 以上、今回は「FX初心者さんが抱える7つの疑問」をお送りしたのだ!

- モヤモヤしていた疑問も解消して、自信をもってFX取引に望めそうだね!
アツーい!
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外為どっとコムはFX初心者向けコンテンツが満載

- 今回、FX初心者さんの疑問を解決してくれた内容は「外為どっとコム 公式FX初心者ch」の動画で公開されているのだ!
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外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト小俣 凪子(おまた・なぎこ)
大学卒業後、約2年メガバンクで勤務し個人営業で投資信託や保険販売等を行う。 2021年3月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 銀行勤務時代に得た接客スキルを活かしながら、X(Twitter)やYouTubeなどSNSで個人投資家に寄り添った情報発信を精力的に行っている。元邦銀ディーラー今井雅人氏と共に「FX脱初心者塾」(動画シリーズ)を担当。
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