FX/為替「原油安などに一時クローネ売りも、FOMC後はクローネ買い目立つ」ノルウェークローネ：マイナー通貨

原油安などに一時クローネ売りも、FOMC後はクローネ買い目立つ　

　昨日の市場でドルクローネは一時大きく上昇（ドル高クローネ安）、欧州市場で１ドル＝９．９２クローネ前後を付けた後、FOMC前に１０．０３クローネ前後を付けた。NY原油の下げなどが重石。NY原油は米EIA(エネルギー統計局）の週報で、石油製品需要が冴えなかったことや、米物価高への警戒感などから原油安が進む展開となっていた。欧州有数の産油国であるノルウェーにとっては売り材料と見られた。
　FOMC直後のドル買いに１０．０７台までさらに上昇も、その後はドル全般の売りに押された。イベントクリアでの調整ムードなどがドル売りに。ドルクローネはNY市場での上昇分をすべて解消して９．９２前後へ。東京市場に入ってNY原油の反発などからドル売りクローネ買いがさらに進み９．９０台を付ける動きを見せている。
　クローネ円も一時はクローネ売りが進み、ロンドン市場での１クローネ１３円５６銭前後から１３円３７銭台まで。ＦＯＭＣ後のクローネ買いと、ドル円の買い戻しに東京午前に１３円５６銭台を回復する動きも。
ＮＯＫＪＰＹ　13.528
（配信：みんかぶFX　2022/06/16(木) 10:56 ）

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