2022年5月12日
【ドル/円】：上値の重い展開。129円割れで下値リスクが点灯。
ドル/円は実体が小さく上下にヒゲのある陰線引けとなりました。下値抵抗に跳ね返されましたが、上値トライにも失敗しており、131.00超えに実体を戻すまでは上値余地も拡がり難い形です。下値を切り上げる流れには変化が認められませんが、日足の下値抵抗が129.70-80まで切り上がっており、129.50以下で終えた場合は下値リスクがやや高くなります。129円割れを見た場合は“ニュートラル”に変化、128.50割れを見た場合は短期トレンドが“ドル弱気”に変化します。逆に131.00超えで終えれば下値リスクが後退、131.50超えを見た場合は一段のドル上昇に繋がり易くなります。 ドル買いは129.70-80で押し目買い。損切りは129.40で浅めに撤退です。ドル売りは様子見か、131.10-20の戻り待ち。損切りは131.60で撤退です。 日足の上値抵抗は131.10-20，131.50-60，132.50-60に下値抵抗は129.70-80，129.40-50，128.60-70にあります。
【ユーロ/円】：上値の重い展開続く。
ユーロ/円は続落。4/27に付けた134.79を直近安値とする短期的なサポートラインを下抜けた位置で終えており、日足の形状が悪化しています。トレンドの変化は認められませんが、下値リスクにも注意が必要でしょう。買いは一日様子見か136.00-10まで引き付けて。損切りは135.70で浅めに撤退です。売りは様子見か138.20に損切りを置くなら137.70-80の戻りを待って軽く売り向かい。上値抵抗は137.30-40，137.70-80，138.10-20に、下値抵抗は、136.00-10，135.40-50，134.80-90にあります。138.00超えで終えれば下値リスクが後退して一段の上昇へ。逆に136円割れで終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。
【ユーロ/ドル】：戻り売り方針継続。
ユーロ/ドルは小幅続落となりました。上値抵抗にもぶつかっており下値リスクがより高い状態です。買いは様子見です。売りは1.0540-50の戻りを軽く売って1.0580で浅めに撤退するか、1.0600-10の戻り待ちとします。この場合の損切りは1.0650で撤退です。上値抵抗は1.0540-50，1.0570-80，1.0610-20，1.0640-50に、下値抵抗は1.0480-90，1.0450-60，1.0360-70にあります。短期トレンドは1.07台を回復しない限り変化しません。
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