昨日のCPIが強めに出たスウェーデン、リクスバンクはどこまで緩和を 維持するか
昨日3月のスウェーデン消費者物価指数が発表された。前年比6.1%と前回の4.5%から一気に上昇。予想値の5.6%も大きく超える伸びとなった。エネルギーを除いたコアも4.1%と前回の3.4%、市場予想の3.7%を超える大きな伸びに。
ドルクローナはこの発表を受けていったんクローナ買いとなり、9.45前後から9.41台を付ける動きに。ただ、その後はドルの急反発もあって一気にドル高クローナ安が進み9.57台まで。直近9.54台での推移と高値圏(ドル高クローナ安圏)推移が続いている。
ただ、市場ではこれまで他の欧州諸国と比べても緩和の維持姿勢が目立ったリクスバンク(スウェーデン国立銀行・中銀)の姿勢に対する大木圧力になるという見方が広がっている。今後引き締めに向けた姿勢が中銀から出てくるようだとクローナ買いの動きも。
対円では消費者物価指数発表前後に13円31銭を付けた後、クローナ売りの動きが広がり13円15銭台まで。ただ円安の動きもあって、直近は13円25銭前後での推移に。SEKJPY 13.246
(配信:みんかぶFX 2022/04/15(金) 12:56)
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