2022年3月14日
【ドル/円】：ドルの押し目買い方針継続。
ドル/円は直近の日足が高値引けの陰線となり、この足が116.70-80の抵抗を実体で上抜けており、一段の上昇の可能性に繋がっています。118円台も視野に入ってきており、目先はドルの押し目買い方針継続としますが、3/4に付けた114.65から押し目の無いまま既に290ポイントの上昇を見ており、ドル/円の短時間での一相場である180～220ポイントを大きく超えており、オーバーシュートの領域に入っています。 値頃感からの売りは控える必要があるものの、近々に押しが入る可能性も高いと見ます。また、続伸した場合でも118.10～118.60ゾーンに長期的な上値抵抗が控えており、一気に上抜けるには無理があると見られます。短期トレンドは115円を割り込んで終えない限り変化しません。 ドル/買いは116.90-00で軽く買って116.60で浅めに撤退するか、116.20-30の押し目をゆっくり待つ方針で。この場合の損切りは115.40で撤退です。トレンドが強い状態にあるので、ドル売りは様子見か117.70-80で軽く売って118.20で撤退です。浅い利食いも着実に。 日足の上値抵抗は117.50-60，117.70-80、118.10-20に、下値抵抗は116.90-00，116.20-30、115.60-70にあります。
【ユーロ/円】：上値余地を探る動き。上値抵抗にも注意。
ユーロ/円は十文字の寄せ線に近い形の足で終えています。下値を急角度で切り上げていますが、直近の足の上ヒゲが長く、上値トライに失敗した形となったことや、129円台乗せに失敗しており、下値リスクのやや高いものです。買いは様子見か、127.40-50の押し目待ちとします。損切りは126.90で撤退です。売りは129.20-30まで引きつけて。損切りは129.80で撤退です。上値抵抗は129.20-30，129.90-00，130.10-20に、下値抵抗は127.40-50，126.50-60，126.00-10にあります。129.30超えで終えれば下値リスクがやや後退、130.20超えで終えれば強気の流れに戻します。逆に127.50以下で終えた場合は下値リスクが点灯、127円割れで終えた場合は再度125円台の足元を固め直す動きが強まり易くなります。
【ユーロ/ドル】：押し目買い方針継続。1.0900割れで下値リスクが点灯。
ユーロ/ドルは2手連続陰線引けとなり上値を切り下げています。1.0900-10の下値抵抗を守っており、反発に転ずる可能性を残していますが、1.0900割れで終えた場合は、下値リスクが点灯して再度1.0800～1.0830ゾーンの抵抗の強さを確認する動きが強まり易くなります。買いは1日様子見か1.0900-10で軽く試し買い。損切りは1.0880で浅めに撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は1.0980-90，1.1020-30，1.1080-90に、下値抵抗は1.0900-10，1.0830-40，1.0800-10にあります。全て下抜けて終えた場合は新たな下落リスクが生じます。
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