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FX「最強通貨維持」南アランド見通し

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総括

FX「最強通貨維持」南アランド見通し

通貨首位、株価4位
予想レンジ 南アランド円 7.2-7.7

(ポイント) 
*1月の各種PMIは改善
*財政は改善している
*インフレは目標圏内に収まっている
*現在、計画停電が行われている
*南ア産出の白金、パラジウムが高い
*ZONDO委員会がズマ時代の汚職報告書を提出
*政策金利は4%へ引き上げられた
*為替は年初来最強
*IMF成長見通し下方修正
*オミクロン感染者数は急減も依然2千から3千人の新規感染者あり
*懸念は電力不足、与党の支持率低下、ズマ前大統領の汚職裁判に反発が起きていること、土地収用問題など
*経常・貿易黒字は維持している
*中国景気指標に左右される南ア経済である

(強さの要因。弱点は)
 あまり強調推移しているイメージはないが年初来、最強通貨を維持している。ボリバン2σ上限ではことごとく跳ね返され急騰はないが地味に底堅い。良い材料は経済活動の再開だ。コロナ感染第4波から脱したとして、現在のロックダウンレベル「調整された警戒レベル1」を維持しつつ、さらなる規制の緩和に踏み切った。2021/22会計年度の最初の9か月で、南アフリカの総税収は前年比29.5%増加した。白金、パラジウムなど南ア産出の資源価格が堅調で貿易黒字を維持していることだ。政策金利は4%と高くないのはインフレがギリギリだが目標の3-6%の上限内に収まる5.9%となっていること、ただ今年の成長見通しは2%程度と高くない。
 
不安材料は、電力不足で計画停電が行われること、また現在、ズマ政権時代の大規模汚職を調査しているが、昨年のようにズマ大統領逮捕をきっかけとして暴動が起きて経済活動が阻害される不安があること、それで与党ANCの支持率が低下していることだ。ただ現在は好材料が悪材料を上回っており、比較的に高い利回りの南アランド債券や株式市場にも資金が流入しランドを支えている。

(1月民間部門PMIは改善)
 1月民間部門購買担当者景気指数(PMI)は50.9と前月の48.4から上昇し、好不況の分かれ目となる50を上回った。新型コロナウイルスのオミクロン株感染がピークを越え、新規事業が安定した。オミクロン株の波が後退し消費が回復し始めたことから、需要が改善したと分析した。しかし、サプライチェーンの問題は依然として深刻で、多くの企業が原材料の在庫確保に苦労しているほか、資材や輸送費の急激な上昇圧力にも直面している。
 今後の見通しについて、将来感染の波が来ても経済は対処できるとの期待から、企業の楽観的な見方が強まっている。
オミクロン株感染が急速に減少し、2022年は新型コロナの影響が弱まるとして、企業の楽観的な見方が過去7年余りで最高となった。

(1月アブサ製造業PMIも改善)
 1月のアブサ製造業PMIは57.1と、前月の54.1から上昇した。
新規受注と在庫が小幅に増加。事業活動指数が56.6と、前月の48.7から上昇した。特に輸出販売が伸びたという。

(計画停電)
 エスコム社は、電力の制約が続いているため、水曜日(2月2日)にステージ2の負荷制限を導入した。夜間のさらなる故障に続いて、負荷制限は水曜日の11:00から月曜日(2月7日)の05:00まで実施される。

テクニカル分析(ランド/円)

ボリバン2σ上限で跳ね返される日々が続く

日足、ボリバン2σ上限で跳ね返される日々が続く。ボリバン中位。1月31日-2月4日の上昇ラインがサポート。1月27日-2月4日の下降ラインが上値抵抗。5日線上向き。雲の上。
週足、ボリバン中位越えるも7.5以上を維持できず反落。1月24日週-31日週の上昇ラインがサポート。1月24日週-31日週の下降ラインが上値抵抗。雲中。
月足、10月の長い上ヒゲから弱いがボリバン中位で反発。21年6月-10月の下降ラインが上値抵抗。12月-1月の上昇ラインがサポート。
年足、21年はかろうじて陽線。22年も陽線スタート。18年-21年の下降ラインが上値抵抗。20年-21年の上昇ラインがサポート。

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喜望峰

ZONDO委員会とは

南ア紙を読んでいると「ZONDO」という言葉をよく目にする。ゾンド(Raymond Zondo)判事を委員長とする「国家収奪」(State Capture)調査委員会で、ズマ政権時代(2009-2018年)の大規模な汚職に関する調査を行う。
2月4日には900ページ近い報告書で、汚職の実態と政府への勧告が記されている。ズマ政権に深い影響力を与えたとされるグプタ(Gupta)兄弟のうちTony Guptaについても贈賄の疑いで調査を勧告した。ラマポーザ大統領は、調査報告書に対して、今年半ばには対応を明らかにするとした。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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