動画の目次
00:00 オープニング
00:40 外為短観 個人投資家はドル強気見通し維持
03:17 ドル/円は4年ぶりに115円台へ!どこまで上昇する?
抜粋:
テクニカル・ファンダメンタルズ・需給から考えたいと思います。
まず、テクニカル面では、今年10月に2019年以降上値抵抗だった112.20円前後を突破すると、翌月には17年3月高値の115.50円レベルに達しています。
そのため、次の目標値として17年1月高値118.60円台(トランプ前米大統領が選出された「トランプラリー」で付けた高値)が視野に入ってきました。 もし、調整が入っても114円台後半で下げ止まるようなら、短期的には上昇トレンド継続と見て良さそうです。
また、中長期では112.20円前後が上昇トレンドを維持できるかの分岐点となるでしょう。
次にファンダメンタルズでは、市場の関心は「米利上げ期待」に集まっています。
それを表しているのが日米の2年債利回り格差です。アメリカの金利は上昇する一方で日本は横ばいと、金利差が拡大しています。
お金は金利が低い方から高い方に流れますので、円が下げてドルが上がる傾向が続くことを示しています。
現状では利上げ観測が後退しない限りその差は縮まりにくいため、ドル/円は上昇余地があると読み取れます。
最後に需給(シカゴIMMポジション)です。
投機筋の円買いポジションから円売りポジションを引いたものをネットポジションと呼びますが、直近では大きくマイナス(円を売り越している)です。
投機筋、つまりマーケットを動かす人のポジションであるため、市場の関心は高めです。
直近ではマイナス10万枚を超えていますが、過去には同水準で反転しています。
投機筋の円売りが膨らむということは、潜在的に円買い戻し圧力があるとも読み取れます。
将来的にどこかで円を買い戻す必要があることは留意しておきましょう。
需給面ではピークが近いと判断できますので、年末や3月末などが買い戻しの一つのタイミングになりそうです。
まとめますと、ファンダメンタルズ面ではドル高・円安を示唆、テクニカル面では118円台が視野に入っていますが、需給面での円売りポジション解消の動きに要注意といえます。
14:36 パウエルFRB議長再任の影響は?
24:44 終わりに
超実践FX~マネ育トレーニングはコチラ
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。