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波乱万丈の中国、依然、人民元は最強通貨

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総括

波乱万丈の中国、依然、人民元は最強通貨

(通貨首位 株価13位)

予想レンジ 人民元/円 16.7-17.2

(ポイント)
*中国はTPPに加盟を申請 台湾も申請
*7か月ぶりに米中首脳電話会談が開催された
*ケリー米特使、数週間中に中国訪問へ(気候問題で)
*中国恒大は利払いを実行
*今週は製造業PMIの発表
*製造業PMIは8月で5か月連続の低下
*人民元は年初来で最強通貨
*米銀が成長見通しを下方修正
*規制強化は民業圧迫が目的でない
*経済指標は貿易収支以外は減速が続く
*今年の人民元スワップ投資、約8%の利益
*国内の規制、統制強化が目立つが、対外経済開放や米中関係改善の動きもあり
*ハイテク産業、民間教育産業、フードデリバリー産業に対する締め付け強化
*一方、育児産業は優遇
*対米関係は悪化しているが貿易量は増加

(依然、最強通貨)
 強弱・硬軟・緩急な材料が繰り返し出てくる。ただその激動の中で人民元は安定し、ついに最強通貨(ポンドと同率首位)となった。半ばペッグしているドルが今年は2位と安定していることがある。激動の材料は為替より上海総合指数や株価に大きく影響しているようだ。

(米中首脳会談にTPP加盟申請と積極外交)
 米中電話首脳会談や中国のTPP加盟申請があった中で、台湾海峡での軍事行動は繰り返している。人権問題については国内問題であり他国は干渉すべきでないと言っている。中国とロシアが主導する地域協力組織の上海協力機構(SCO)はイランの加盟手続きを始めることで合意し同機構は米国への対抗軸としての性格が強まってくる。
(尚、台湾もTPP加盟を申請、中国の反発が予想される)

(中国恒大)
不動産大手の中国恒大の苦境は先週の株下げの要因となったが、既にヘアカットプランも決定しており、時間が経てば解決するだろう。コロナのような不透明な事案ではない。民間なので破たんさせてもいいのだろう。
日銀、FRBともに中国特有なものとしている。

(経済指標)
 経済指標は8月輸出入は伸びたものの、鉱工業生産や小売、製造業PMIは原則している。中国の減速は世界の貿易や資源価格にネガティブに影響する。経済では規制強化しつつも北京証券取引所や香港先物取引所の創設があり、米国からの輸入81品目の追加関税免除を延長したり、振興を図っている。今週は製造業PMIの発表がある。

(今後3年間の中国の経済成長率予測を下方修正、中国恒大は)
BofAセキュリティーズは、今後3年間の中国の経済成長率予測を下方修正した。新型コロナウイルスのデルタ変異株の流行と、不動産・インフラセクターの規制強化が理由。
2021年の国内総生産(GDP)予測は8.3増から8.0%増に下方修正。2022年は6.2%増から5.3%増に、2023年は6.0%増から5.8%増に下方修正した。
中国の不動産開発大手、中国恒大集団を巡る問題については、基本シナリオでは、政府が秩序だった債務の再編を促すという形で救済に乗り出せば、不動産セクター全体と金融市場に影響が「波及することはまずないだろう」と予想。
「政策対応がさらに遅れ、2021年4Qから2022年1Qにずれ込んだ場合や、債務者の大規模なデフォルトへの対応を誤った場合は、経済成長が混乱に陥る潜在的なリスクが浮上する」との見方を示した。

(規制強化は民業圧迫が目的でない)
 中国証券監督管理委員会(CSRC)の方星海副主席が先週、米金融機関の幹部に対し、ここ数カ月の国内企業に対する規制強化について説明していた。方副主席は、9月16日の中米金融円卓会議(CUFR)で、規制強化は、習近平国家主席が掲げた「共同繁栄」の推進で重要な役割を担うプラットフォーム企業向けの規制を強化するのが目的で、民業圧迫や、米国や国際金融市場からの分断は意図していないと説明。
「これほど前向きでテクロノジーを重視する政府は世界で中国を置いて他にない」と述べた。具体例として、中国政府の今年の株式新規公開承認件数が過去最高となる見込みであること、株式公開する企業の過半数が民営企業であることを挙げた。

テクニカル分析(人民元/円)

17.10を上抜けず急落も3σ下限から急反発

日足、前回17.10に近づくと上ヒゲで押されるとしたが、下落に繋がった。ボリバン2σ下限を下抜き3σ下限へ。ただそこから急反発。7月27日-9月22日の上昇ラインがサポート。9月14日-17日の下降ラインが上値抵抗。5日線下向き。雲中。
 週足、8月23日週-9月6日週の上昇ラインを下抜く。ボリバン2σ下限まで到達して反発。6月28日週-9月13日週の下降ラインが上値抵抗。
 月足、ボリバン上位で膠着。7月-8月の上昇ラインがサポート。5月-7月の下降ラインが上値抵抗。
年足、11年-20年の上昇ラインがサポート。18年-19年の下降ライン上抜く。 16年-18年の下降ラインも上抜く。

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チーファンラマ

日本のGPIFも中国恒大へ投資

GPIFの中国恒大投資は96.7億円、全資産の180兆円の0.005%なので、たいしたことがない。リスク投資も多く保有すれば一つくらい破たんしても他の高利回りが相殺する。
100万円投資している人が500円損をしたようなものだ。
全体でみると96.7億円が損失となっても、たいしたことはない。ただ96.7億円は一人の人間としては大きい。中国の土地で返すとか言っているが、債権者集会が決めることだろう。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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