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ユーロ・円相場:中長期下降トレンド(DPS=134円域)、短期上昇トレンド(DP=120円域に引上げ)の中、直近のバランスの上方へのブレークアウト・ポイント127円域を1月7日突破しての上値目標135円域依然変わらず。5月27日133円域(終値ベースで133円92銭)まで上昇。5月21日の本稿からPF上意味ある動きなし。

ユーロ・円相場:中長期下降トレンド(DPS=134円域)、短期上昇トレンド(DP=120円域に引上げ)の中、直近のバランスの上方へのブレークアウト・ポイント127円域を17日突破しての上値目標135円域依然変わらず。527133円域(終値ベースで13392銭)まで上昇。521日の本稿からPF上意味ある動きなし。

 

2021年、今年も皆様の「資産を殖やす」ことにお役に立てればと只管願っております。

 

202164日(金)現在のPFによるユーロ/円の『実戦相場予測』は以下の通りです。

 

f:id:matsumoto_fx:20210605130037j:plain

EURJPYのPF



 

 
ユーロという通貨が誕生したのは991月ですが、それ以前はECU1ユーロ=1ECUという関係にある)とつなげてユーロ/円相場を見ています。


『相場の森 』:  


90
4月のユーロ(ECU)/円=194円を起点とする中長期下降トレンドが16年超も続いていましたが、この中長期下降トレンドのデインジャー・ポイント・ショートである146円域を066月に上方に突破したことで中長期下降トレンドが壊れました。

その後、0010月の89円域を起点とする中長期上昇トレンドは8年間継続しましたが081022日中長期上昇トレンドのDP126円域を下方に突破し壊れ、08721日の169円域(終値16946銭)を起点とする中長期下降トレンド を形成しました。 1056日(終値11383銭)安値を更新したため広域の中長期下降チャネルが形成され、デインジャー・ポイント・ショート 139円域に引下げ。


更に1199日(終値10591銭)直近の安値を更新したため下降トレンドの抵抗線(上の線)の接点が変わり、引き直し、それに伴ってデインジャー・ポイント・ショート(DPS)139円域から123円域に引下げ。

更に、13131日、中長期下降トレンドのDPS123円域を突破し、中長期上昇トレンドに転換、デインジャー・ポイント(DP)は99円域。さらにデインジャー・ポイントを引きあげて118円域。

更に1411月14日デインジャーポイントを124円域に引き上げ。そのデインジャーポイントを2,016222日突破して壊れ、新たに
149
円域を起点とする中長期下降トレンド形成、DPS150円域。20164DPSを引き下げて141円域。更に20169月、DPSを引き下げて132円域。
2017
914日、DP132円域を突破し、中長期上昇トレンドに転換、DP121円域となります。
2019
529日、DP121円域を突破し、中長期上昇トレンドは壊れ、中長期下降トレンドに入りました。DP134円域となります。
中長期下降トレンドは134円域を上方に突破しない限り存続します。

 

『相場の木 』:  

 


2018
228DP130円域を突破し、短期上昇トレンドは壊れました。更に20185232度続けてバランスを下方に突破し短期下降トレンド形成。DPS=134円域となります。2019529日、DPSは引き下げて128円域となります。

2021216DPS128円域を突破し、短期下降トレンドは壊れ、短期上昇トレンドに転換しました。DP118円域となります。20215DP120円域に引上げ。

 

直近のバランスの上方へのブレークアウト・ポイント127円域を17日突破しての上値目標135円域は依然変わらず。527133円域(終値ベースで13392銭)まで上昇しました。521日の本稿以降PF上意味のある動きはありませんでした。

 

 

 

松本 鉄郎
東京銀行、Citigroupを通じトレーディングや資産運用業務に従事。その実戦での対象は外国為替、国内外株式、国内外債券、短期金融商品、商品、ヘッジファンド、不動産、プライベートエクィティ等極めて広範囲に及ぶ。『ポイント&フィギュアによる実戦相場予測』を講演会やメディアを通じ広める。
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