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【ユーロ/ドル】欧・米景気のコントラスト G.COMデイリーレポート 2021年3月29日号

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その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。

3月29日(月)ユーロ/ドル

基調
下値不安

目先の注目材料
・主要国株価、国際商品価格、米長期金利

欧・米景気のコントラスト

ユーロの軟調推移が続いており、先週23日に200日移動平均線を下抜けたユーロ/ドル相場は、本日も約4カ月半ぶりの安値圏である1.17ドル台後半で推移している。
新型コロナウイルスを巡り、ワクチン接種の進捗が鈍いユーロ圏の景気回復鈍化が懸念される一方、米国ではワクチン接種の進捗と大規模経済対策の相乗効果で景気回復期待が強まっている。
こうした懸念と期待のコントラストがユーロ安・ドル高の背景であろう。

本日は、バイデン米大統領が新型コロナウイルス対策について発言する予定で、ユーロ圏とのコントラストが一段と際立つ可能性もありそうだ。
ユーロ/ドル相場は、200日移動平均線を下抜けして弱気相場入りしたとの見方もある。
一段の下押しに警戒が必要となろう。シカゴ通貨先物市場(IMM)の取組データによれば、海外投機筋のユーロロング(買い持ち)はなおも20万枚近くの高水準にあり、ショート(売り持ち)を差引いたネットポジションも9万枚超に上る。
第1四半期末を間近に控え、持ち高調整のユーロ売りが出やすい事も下値不安に繋がりそうだ。

「為替チャート|ユーロ/ドル(EURUSD)|日足」はこちら