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【ドル/円】FRB議長は慎重姿勢を強調する公算 G.COMデイリーレポート 2021年3月23日号

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その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。

3月23日(火)ドル/円

基調
上値重い

目先の注目材料
・3/23 パウエルFRB議長議会証言
・主要国株価、米長期金利

FRB議長は慎重姿勢を強調する公算

ドル/円は108円台後半を中心にもみ合う展開となっている。
108.40-60円台のサポートに支えられて底堅いと見る事もできるが、109.20-30円台に並んだ日足(ロウソク足)の上ヒゲを見ると、上値の重さをより強く意識せざるを得ない。
昨日から本日にかけて109円台にすら戻せない動きを踏まえると、目先的にサポート割れを警戒すべき局面だろう。

本日は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が下院で議会証言を行う。
事前に公表された原稿によると、議長は「景気回復は一般的な予想よりも速いペースで進んでいる」としながらも、「しかし回復は完全には程遠い」として「FRBは引き続き、必要な限り経済を支援していく」と表明するようだ。
FRBが進める大規模緩和の正当性を主張するためにも、議長が前向きながらも慎重な姿勢を強調するのは当然と見られるが、市場がこれをFRBからのハト派メッセージと受け止める可能性はあろう。
議会証言が、米長期金利の低下とドル安を誘発する可能性がある点には留意しておきたい。
仮にドル/円が108.40-60円台のサポートを割り込めば、節目の108.00円付近まで下げ足を速める事も考えられる。

「為替チャート|ドル/日本円(USDJPY)|日足」はこちら