いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。
3月2日(火)ユーロ/ドル
基調
下値不安
目先の注目材料
・主要国株価、国際商品価格、米長期金利
・3/2 独2月雇用統計、ユーロ圏2月消費者物価指数・速報値
雲下抜けで2月安値が視野に
ユーロ/ドルは昨日の下落で日足一目均衡表の雲下限を下抜けた。
2月には雲下限がサポートになり反発した経緯があるだけに、今回の下抜けで2月安値(1.19520ドル前後)を目指す可能性が出てきた。
1.20000ドルの節目付近では一定のユーロ買いニーズがあると見られるが、これを下回れば2月安値まで一気に下値を探る展開になる可能性もあろう。
米長期金利の上昇や、その影響による株価の下落はいずれもユーロ売り・ドル買いに繋がりやすいため注意が必要だ。
.本日は、アジア株が大幅に反落しており、欧米株式市場への伝播も気になるところだろう。
仮に2月安値を下抜ければ下値余地は200日移動平均線が通る1.18ドル台前半まで拡大する事になる。
ユーロ/ドル相場は、チャート上の重要ポイントに差し掛かっており、本日の動きが注目される。
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