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【ユーロドル】ハト派色薄れた先週のECB、本日はFOMCに注目

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 いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。

1月27日(水)ユーロ/ドル

基調
方向感模索

目先の注目材料
・1/27 FOMC政策金利、パウエルFRB議長会見
・主要国株価、国際商品価格、米長期金利

ハト派色薄れた先週のECB、本日はFOMCに注目

欧州中銀(ECB)は先週の理事会で、先行きを比較的楽観視している事が明らかになった。
ラガルドECB総裁も会見で「見通しの下振れリスクは以前よりも顕著ではなくなった」「経済が回復するにつれてインフレ圧力は上向く公算」などと前向きな見方を示した。
これを受けてユーロ買いが強まり、ユーロ/ドルが上昇した経緯がある。
本日は米連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策発表を受けたユーロ/ドルの反応が注目される。
今回のFOMCでは政策金利(0.00-0.25%)や資産買い入れ(月1200億ドル)に変更がある事は考えにくい。
ただ、米12月雇用統計で非農業部門雇用者数が減少した点などから、声明のトーンがいくぶん暗めになる可能性はあろう。
また、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は先々週の講演で「出口の議論は時期尚早」と述べて市場にくすぶっていた量的緩和の縮小(テーパリング)観測を否定。
今回もハト派姿勢を維持する公算が大きい。
FOMCの慎重姿勢がドルの重しになると見られ、ユーロ/ドルには上昇圧力がかかりやすくなりそうだ。
ただ、今月12日に1.2%近くまで上昇していた米10年債利回りは、足元で1.0%台に押し戻されるなど米長期金利は低下気味だ。
これをFOMCの慎重姿勢を先取りした動きと読むなら、金利の低下余地は小さくドルの下落余地も乏しいと考えられる。FOMCを受けた米国債市場の反応にも注目しておきたい。

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