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その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。
1月25日(月)ユーロ/ドル
基調
戻り試し
目先の注目材料
・1/25 ラガルドECB総裁講演
・主要国株価、国際商品価格
ECB総裁の楽観見通し
欧州中銀(ECB)のラガルド総裁は、ユーロ圏経済について21日の理事会後の会見で「不確実性は依然として高い」としながらも、「見通しの下振れリスクは以前よりも顕著ではなくなった」「経済が回復するにつれてインフレ圧力は上向く公算」などと、やや楽観的な見方を示した。
2022年3月まで継続すると表明した1兆8500億ユーロの緊急債券購入プログラム(PEPP)についても、「全額使いきる必要はない」と改めて表明した。
これを受けてユーロは反発しており、ECB理事会前の18日に1.20532ドル前後まで下落していたユーロ/ドルは、理事会翌日の22日には1.21894ドル前後まで持ち直した。
ラガルド総裁がハト派姿勢を弱めたと市場に受け止められた事で、ラガルド総裁自身が「非常に注意深く見守っている」として警戒するユーロ高を招いた格好だ。
こうした中、本日行われるラガルド総裁の講演に注目したい。
改めて楽観的な見通しを示すようだとユーロ/ドルが1.22ドル台を回復する可能性もありそうだ。
ただし、ユーロ高けん制のトーンを強めてくる可能性も否定はできない。
目先のユーロ相場の反発力を見極める上で、本日のラガルドECB総裁の講演が注目されよう。
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