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1月5日(火)ドル/円
基調
不安定
目先の注目材料
・1/5 米ジョージア州上院決選投票、米12月ISM製造業景況指数
・主要国株価、米長期金利
ジョージア州上院決選投票に注目が集まる
米ジョージア州の上院2議席を巡る決選投票が本日5日に行われる。
結果は予断を許さないが、世論調査では両議席ともに民主党候補が僅かにリードしている模様だ。
仮に2議席とも民主党が獲得すれば上院全体を民主党が支配する事になり、大統領府、下院と合わせて「オールブルー」が実現する。
一方で、共和党が1議席でも確保できれば上院の多数派を維持する事になり、「ねじれ議会」となる。
バイデン新政権が政策を遂行するためには「オールブルー」が好ましい事は言うまでもないが、市場にとっては必ずしもそうではないようだ。
というのも、昨年 11月の大統領選・議会選以降は、「ねじれ議会」によってバイデン氏が掲げる増税を阻止できるとの期待を織り込みながら株高とドル安が進んできた経緯があるためだ。
こうした中、仮に決選投票で「オールブルー」が実現すれば株価の下落とドルの反発が起きる可能性があろう。
その場合は円も強含む公算が大きい事から最終的にはドル/円相場への影響はそれほど大きくならないと見るが、 短期的には乱高下する可能性が高いため注意が必要となりそうだ。
また、今回の決選投票も11月の大統領選挙と同様に結果の判明が遅れる可能性がある。その間、開票速報に一喜一憂する神経質な展開となることも考えられる。
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