2020年11月2日
【ドル/円】：下値余地が限られる可能性。
ドル/円は2手連続小陽線で終えており、上値余地を探る動きに繋げています。個々の足は強いものではありませんが、104.00-10の下値抵抗を攻めきれずに反発に転じており、104円を割り込んで来ないと下値余地も拡がり難い状態です。一方で上値も105円台にやや強い抵抗が出来ており、106.50超えで終えない限り、上値余地も拡がり難い状態です。 ドル買いは104.30-40で押し目買い。損切りは103.90で撤退です。ドル売りは104.90-00の戻りを軽く売って105.30で浅めに一旦撤退するか、105.20-30の戻り待ちとします。この場合の損切りは105.70で撤退です。 日足の上値抵抗は105.00-10、105.50-60に、下値抵抗は104.50-60、104.20-30、103.50-60にあります。
【ユーロ/円】：ユーロの戻り売り方針継続。
ユーロ/円は5手連続陰線引けとなり、上値を急角度で切り下げています。短期トレンドが弱いので買いは様子見とします。直近の陰線が下げ余力の強いものではないので、小反発の可能性があります。売りは1日様子見か122.20-30で戻り売り。上値余地を122.60-70まで見て置く必要があります。損切りは122.90で一旦撤退です。短期トレンドは124円台を回復して引けない限り、変化しません。
【ユーロ/ドル】：上値の重い展開続く。1.1600割れで終えれば一段の下落へ。
ユーロ/ドルは小幅続落となりました。日足、週足ともに形状が悪化しており、下値リスクにより警戒が必要です。1.1600割れで終えた場合は、短期トレンドが“ユーロ弱気”に変化して一段の下落リスクが生じます。買いは様子見か1.1610-20で軽く試し買い程度に。損切りは1.1580で浅めに撤退です。売りは1.1690-00の戻りを軽く売って1.1720で浅めに撤退するか、1.1750-60の戻り待ちとします。この場合の損切りは1.1820で撤退です。短期トレンドは1.1860-70の抵抗を上抜けて終えれば“ニュートラル”な状態に戻して下値リスクが後退します。
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