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【豪ドル円】くすぶる利下げ観測、RBA総裁講演と豪雇用統計

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いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。

10月14日(水)豪ドル/円

基調
下値警戒

目先の注目材料
・10/15 ロウRBA総裁講演、豪9月雇用統計
・主要国株価、国際商品価格

くすぶる利下げ観測、RBA総裁講演と豪雇用統計

豪ドル/円相場は、中国による豪州産の石炭輸入停止や、コロナ治療薬の治験中断報道などの悪材料を消化しても、100日移動平均線(75.40円台)のサポートで下げ渋っている。
ただ、明日15日に予定されているロウ豪中銀(RBA)総裁の講演や豪9月雇用統計を受けて11月の追加緩和に対する思惑が高まる可能性があるため、下値警戒モードを維持しておく必要がありそうだ。

ロウRBA総裁の講演は「きわめて不均一な景気後退からの回復」とのタイトルで行われる。
市場には11月3日の理事会でRBAが利下げに動くとの観測がくすぶっており、ロウ総裁の発言に注目が集まっている。
また、豪9月雇用統計の市場予想は、失業率が7.0%(前回6.8%)、新規雇用者数は前月比4.00万人減と、悪化が見込まれている。

これらを受けて追加緩和観測が高まれば、豪ドル/円は、サポートを割り込む公算が大きい。
20日移動平均線が100日移動平均線を下抜ける「ミニ・デッドクロス」を示現するなど、チャート・フェースが悪化しているのは昨日指摘した通りだ。
100日移動平均線のサポートを割り込めば、10月安値の74.92円前後を試す動きとなろう。
明朝のロウRBA総裁の講演と豪9月雇用統計を経て、サポートを維持できるかどうかが目先の豪ドル/円相場のカギとなりそうだ。

「為替チャート|豪ドル/円(AUDJPY)|日足」はこちら