いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。
9月18日(金)ユーロ/円
基調
下値警戒
目先の注目材料
・主要国株価、国際商品価格
調整ムード広がる
ユーロ/円は今月1日の127.07円前後をピークに調整ムードを強めている。
昨日は123.31円前後まで弱含む場面もあった。
ユーロ/ドルが1.20ドルの節目で頭打ちとなった事で、ユーロに向かっていたドル安圧力が対円に向かい始めた結果、円が全般的に強含んでいる事が影響している。
ユーロ安というより円高の動きによる下落のため、調整の持続性は低いと見る事もできるが、5月以降急ピッチで上昇した反動を考慮すると、もう一段の調整があってもおかしくないだろう。
日本の連休中は円高に振れやすい傾向がある点も、明日からの4連休を前に気になる点であろう。
本日のユーロ/円は、昨日の安値から切り返して124円台前半で推移しているが、16日高値の125.01円前後を超えない事には強気転換には至らないだろう。
124円台後半の日足一目均衡表の雲上限(執筆時:124.51円前後)や同転換線(執筆時:124.89円前後)に上値を阻まれるようなら、下向きの流れは変わらないと見ておきたい。
週足が大きめの陰線で引ける公算が高まっており、来週以降は5月以降の上昇幅の38.2%押し水準(122.24円前後)や、100日移動平均線(執筆時:122.07円前後)が位置する122円台前半を意識した展開となりやすいだろう。
仮に122円台を下抜ければ、チャート上では50%(半値)押し水準の120.75円前後が視野に入ってこよう。
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