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【ユーロ円】1年4か月ぶりに126.75円まで上昇

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いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。

8月14日(金)ユーロ/円

基調
波乱含み

目先の注目材料
・主要国株価、国際商品価格

1年4か月ぶりに126.75円まで上昇

ユーロ/円相場の快進撃が続いている。
昨日の欧州市場では126.75円前後まで上値を伸ばして2019年4月以来の高値を更新する場面もあった。
欧州連合(EU)復興基金の創設合意を好感したユーロ買いには一巡感があるものの、足元では円売り主導で上昇するケースが目立っている。

ただ、一部のテクニカル分析ツールでは過熱感が広がり始めた点には注意が必要だろう。
短期の日足RSI(相対力指数)は昨日時点で75%付近まで上昇。
また、ボリンジャーバンドの+2シグマを一時的に超えたものの、バンド内に押し戻されている。
その他、ユーロは投機筋のポジションが対ドルで大幅な買い越しの状態にある点も不安要素だ。
シカゴ通貨先物(IMM)の取組によると、ユーロのネットロングは過去最大の約18.1万枚に膨らんでいる(8/4時点)。
ちょっとしたきっかけで利益確定売りが出やすい地合いと言えるだろう。

ユーロ/円は、こうしたテクニカルや需給の面での不安を乗り越えてさらに上値を伸ばせるか注目したい。

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