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4円後半での安定度は高いが、今年の高値の6円には遠い、上昇余地あり

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次回の掲載は2020年9月4日の予定です。

総括

4円後半での安定度は高いが、今年の高値の6円には遠い、上昇余地あり

予想レンジ 4.6-5.1  

(ポイント)
*物価は上昇しているが、コロナ感染深刻化で利下げ
*6月鉱工業生産は改善
*メキシコでコロナウィルスワクチンの治験と製造が始まる
*ペメックス汚職で前大統領らの証言あるか
*3Qに入って経済指標は徐々に回復
*コロナウィルスでの死者数が多い
*海外の居住者からメキシコへの送金が増加
*7月自動車販売も前月比増加
*2Q・GDPは過去最大の落ち込み
*中銀はGDPが今年8.5-10.5%減少すると見ている
*大統領は経済が4月と5月に「底を打った」と指摘
*6月は史上最大の貿易黒字
*ジャンク債懸念が出始める
*景気悪化とインフレ上昇のジレンマ
*経済回復の足取りは不確か=中銀議事要旨
*対米貿易依存度が頗る高い
*アエロメヒコ破たん
*政府はペソ買い介入を示唆
*大統領支持率が急落
*2019年のGDPは10年ぶりのマイナス成長
*2019年は20年ぶりの貿易黒字

(安定のペソ)
 先週はトルコリラが4%急落し、ペソも連れ安でボリバン下限を割り込み4.626まで下落したが、程なく4.75まで戻している。経済指標では2Q・GDPは大きく落ち込んだが、3Qに入って7月の指標は前月比では少しずつ回復している。7月製造業PMIは40.4となり、6月の38.6からは上昇した。7月の企業信頼感は38.7で前月の38.3から改善した。コロナ禍がメキシコ経済に深刻な影響が及ぼし、指数は4月に過去9年の統計史上最低となったが、その後は徐々に回復している。貿易を80%依存している米国経済の回復が頼みの綱だ。

(7月消費者物価上昇も利下げ予測が多かった)
7月の消費者物価指数は、前年同月比3.62%上昇した。今年2月(3.7%)以来の高い上昇率となった。新型コロナウイルスの感染拡大が続き、需要が高まった加工食品やアルコール飲料の価格上昇が目立った。 経済停滞でインフレ率は4月にはいったん2.15%まで下がったが、5月以降は上昇率が拡大している。
 
(政策金利は予想通り引き下げ)
中銀は8月13日、政策金利を0.5%引き下げ、4.5%とした。政策金利は4年ぶりの低水準となったが、理事会メンバーの1人が0.25%ポイントの利下げを主張し、利下げペースが鈍化する兆しが示された。
中銀は、2020年末までにインフレ率が上昇する可能性を示唆する一方、経済のスラックが拡大すると予想し、下振れリスクは大きいとした。
利下げ幅は予想に一致。利下げ決定後、メキシコペソは小幅に上昇した。 中銀は声明で「インフレや経済活動、金融市場のリスクを考慮すると、金融政策と経済に大きな課題が生じている」と指摘。「可能な政策余地はインフレ見通しとインフレ期待に影響を与える要因の変化に左右されるだろう。これにはパンデミックによる影響も含まれる」とした。
足元のインフレ率とコアインフレ率の上昇は短期的に予測に影響を与えるだろうが、双方とも1-2年以内には中銀目標の3%近辺で推移すると予想した。

(6月鉱工業生産改善)
6月の鉱工業生産指数は前月比17.9%上昇。製造業と建設部門がけん引した。新型コロナウイルスの感染拡大抑制策による一連の経済活動停止からの回復が見られるという。
前年同月比は16.7%低下だった。
6月は、自動車など主要産業の生産再開が加速。製造業は前月比26.7%、建設は17.5%それぞれ上昇した。

 (治験実施)
 メキシコ外務省は、米医薬品・日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)や中国カンシノ・バイオロジクス(康希諾生物)、雲南沃森生物技術が開発した新型コロナウイルス感染症ワクチンの後期臨床試験(治験)を実施すると発表した。

(外国観光客、上半期は前年比41%減)
 トルーコ観光相は、今年上半期に同国を訪れた外国人観光客は少なくとも1300万人で、前年同期比41.2%減少したと明らかにした。新型コロナウイルス感染拡大が観光業を直撃した。
 観光客の減少により上半期の外貨収入が51.5%減少して57億8600万ドルになったと説明した。観光業はメキシコの国内総生産(GDP)の約9%を占めている。
新型コロナの世界的流行(パンデミック)に伴うロックダウンの間、観光客は海外旅行を控えていた。

(ペメックス汚職で前大統領らの関りは)
 ロペス・オブラドール大統領は、ペニャニエト前大統領とカルデロン元大統領の2人は、メキシコ国営石油会社ペメックスを巡る汚職に関して検察に証言すべきと述べた。大統領は、汚職がこれまでのメキシコ政府にまん延していたとして撲滅を目指す姿勢を示している。
 ペメックスの前最高経営責任者(CEO3)、ロソヤ容疑者は、ペニャニエト前大統領とビデガライ財務相(当時)が、2012年の大統領選や議会での買収工作を指示されたなどとする申し立てを行なっていた。ロペス・オブラドール大統領は、「カルデロン元大統領とペニャニエト前大統領、および名前の挙がっている議員は、全員証言しなければならない」と述べた。

テクニカル分析

ボリバン下限以下から上限へ回復

 日足、ボリバン下限以下、雲の下から回復し、ボリバン上限、雲の上まで回復した。5日線上向き。8月12日-13日の上昇ラインがサポート。ボリバン上限は4.84。
 週足、横ばい続いていたが7月27日週-8月3日週の下降ラインを上抜く。8月3日週-10日週の上昇ラインがサポート。ボリバン中位は越えている。6月1日週-8日週の下降ラインが上値抵抗。
 月足、7月は5月-6月の上昇ラインを下抜くも陽線。8月は6月-7月の下降ラインを上抜いてスタート。ボリバン中位。
 年足。16年-19年の上昇ラインを下抜く。15年-20年の下降ラインが上値抵抗。

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VAMOS MEXICO

メキシコでワクチン製造

アルゼンチンのフェルナンデス大統領は8月12日、英製薬大手アストラゼネカと英オックスフォード大学が共同開発し、臨床試験の最終段階にある「新型コロナウイルスワクチン」が、アルゼンチンとメキシコで製造される予定であることを発表した。価格帯は、「1ワクチン当たり3ドルから4ドル程度」と想定されている。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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