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【ドル円】難解な米雇用統計に

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いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。

7月2日(木)ドル/円

基調
波乱含み

目先の注目材料
・7/2 米6月非農業部門雇用者数、米6月失業率
・主要国株価、米長期金利、国際商品価格

難解な米雇用統計に

ドル/円は昨日朝の108.16円前後を高値に失速。
その後は107.30円台まで調整含みの動きとなっている。
このまま106円台に反落するのか、それとも再び108円台に向かうのかの判断を本日の米6月雇用統計に求める事になりそうだ。
ただし、今回の米雇用統計については不透明要素が多いため見通しが立てづらいのが難点だ。
前回5月雇用統計でも非農業部門雇用者数は750万人減少すると見られていたが、蓋を開けてみれば250万人増加。
予想と結果の乖離が1000万人に及ぶ前代未聞の雇用統計となった。
コロナ禍の影響が米労働市場にどれほどの影響を及ぼしたのか、現時点でも見定めるのは難しい。
それだけに、今回の6月雇用統計もどんな結果になるか予断を許さない。
雇用統計の結果自体も不透明だが、その雇用統計の結果に対するドルの反応も読みにくい。
昨日の米6月ISM製造業景況指数は14カ月ぶりの高水準を記録して米景気のV字回復期待を高めたが、ドルは「安全通貨への需要が後退した」として発表直後に下落した。
仮に、米6月雇用統計が予想以上の好結果となればドルが売られるのだろうか。
強ければドル買い、弱ければドル売りという是々非々の反応を示さない可能性がある以上、ポジションを持ったまま雇用統計に臨む参加者は少ないと見られる。
明日が独立記念日の振り替え休日となるため、NY市場は債券取引が半日で終了するなど、本日の午後から休暇モードに入る。
雇用統計発表後の数時間に大量の売買が交錯する公算が大きく、ドル/円も荒れ模様の展開となりそうだ。


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