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【ユーロ円】9連騰を賭けてECBが正念場に

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いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。

6月4日(木)ユーロ/円

基調
上値模索

目先の注目材料
・6/4 ECB金融政策発表、ラガルドECB総裁会見
・主要国株価、国際商品価格

9連騰を賭けてECBが正念場に

ユーロ/円の快進撃が続いており、昨日まで8営業日連騰(日足陽線)を記録。
今年1月以来の122円台に乗せてきた。
9連騰を賭けた本日の注目イベントは欧州中銀(ECB)の金融政策発表とラガルド総裁の会見だ。
ECBは政策金利を据え置く一方で、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の増額に動くと見られている。
3月にスタートしたばかりのPEPPは、7500億ユーロの購入枠の大部分が残っているが、欧州連合(EU)が大規模な復興基金の創設を模索する中、ECBにも早期の追加措置を求める市場の圧力が強まっている。
ブルームバーグによる市場関係者へのアンケート調査では、圧倒的多数がPEPPを5000億ユーロ総額して1兆2500億ユーロ規模に拡大すると見込んでいる模様。
つまり足元のユーロ高にはPEPP5000億ユーロ増額がかなりの割合で織り込まれていると考えられる。
したがって、ユーロがさらに上伸するためにはこれを上回る増額が必要となりそうだ。
とはいえ、増額のハードルは意外に高いのかもしれない。
マーケット・ニュース・インターナショナル(MNI)は今週、ECBの政策メンバーの多くが増額に反対するだろうとの観測記事を配信した。
仮に、ECBが増額を見送った場合や、市場の期待値を下回る増額に留まった場合はユーロ売りが強まる公算が大きい。
ユーロ/円は、ダブルボトムのネックラインにあたる1月高値122.87円前後を視界に捉えているだけに本日のECBイベントが正念場となりそうだ。


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