いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。
6月2日(火)豪ドル/米ドル
基調
上値模索
目先の注目材料
・6/3 豪1-3月期GDP ・主要国株価、国際商品価格
豪州経済は想定以上に底堅い
豪ドル/米ドルが堅調に推移しており、今朝方には1月27日以来の高値となる1豪ドル=0.68115米ドル前後まで上伸する場面もあった。
買い一巡後は利益確定の動きに押され気味だが、豪中銀(RBA)が予想通りに政策金利を据え置き、「景気下ブレの度合いは、以前の想定よりもやや緩やかな可能性がある」との認識を示した事もあって豪ドルの下値は限定的だ。
明朝に発表される豪1-3月期国内総生産(GDP)も豪経済の相対的な底堅さを示すと見られる。
市場予想は前期比-0.3%となっており、小幅なマイナスに留まる見通しだ。
なお、米1-3月期GDPは前期比-1.3%(年率換算-5.0%)であった。
主要国の株価が崩れなければ、早々に今朝の高値を越えて0.68米ドル台後半を窺う可能性もあるだろう。
ただ、米中の対立や米国の人種差別抗議デモが激化している点は気がかりだ。
株価と豪ドル/米ドルの動向を読む上で続報には注意を払っておきたい。
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