いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。
4月3日(金)ドル/円
基調
もみ合い
目先の注目材料
・4/3 米3月雇用統計
・米長期金利、主要国株価
米3月雇用統計には反応しづらい
本日は米3月雇用統計が発表される。
市場予想は非農業部門雇用者数が10.0万人減(前回27.3万人増)、失業率は3.8%(前回3.5%)となっている。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で米国の雇用情勢悪化は避けられない見通しだ。
ただ、新規失業保険申請件数が急増するなど雇用の減少が本格化したのは3月後半からとあって、今回の雇用統計(3月8日~14日の週に調査)にはそこまで大きな影響はないと見られている。
つまり、来月の4月雇用統計はさらなる悪化が確実視されているという事になる。
新規失業保険申請件数に基づいた一部の試算によると4月の失業率は15%に達する可能性があるとの事だ。
いずれにしても、米経済が大きく落ち込むのは4月以降と見られるだけに、今回の3月雇用統計に対するドル/円の反応は限られそうだ。
「為替チャート|ドル/円(JPY)|日足」はこちら