2020年3月25日
【ドル/円】：ドルの押し目買い方針継続。111円台の上値抵抗にも引き続き注意。
ドル/円は、前日のNY市場終値から東京市場（9：00am）で若干下寄りのスタートとなりましたが、下値を攻めきれずに下ヒゲがやや長く実体の小さい陽線引けとなりました。短期トレンドは強い状態を維持しており、上値トライの動きに繋げていますが、111.50-60の日足の抵抗を実体ベースで上抜けきれておらず、買いも慎重に。短期トレンドは109.50割れでユートラルな状態に変化、109円割れで終えた場合は一段のドル下落へ。 今日の買いは110.50-60の押し目待ちとします。損切りは浅い場合で109.80、深い場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻す109.40に置く必要があります。ドル売りは損切りが付いたので1日様子見か、112.00-10の吹き値があれば売り狙い。損切りは112.30で浅めに撤退です。 日足の上値抵抗は111.40-50、112.00-10に、下値抵抗は110.40-50、109.50-60、109.10-20にあります。
【ユーロ/円】：上値抵抗を抜けきれない状態。
ユーロ円は続伸。下値を切り上げる流れを変えていませんが、120.00-10の日足の上値抵抗を終値ベースで上抜けきれておらず、買いも慎重に臨む必要があります。買いは119.00-10の押し目待ちとします。この場合の損切りはニュートラルな状態に戻す118.40で撤退です。売りは損切りが付いたので様子見に転じます。強い上値抵抗は121.80-90にあります。
【ユーロ/ドル】：短期トレンドはニュートラル。押し目を待って買い狙い。
ユーロ/ドルは3手連続陽線引けとなり、下値を切り上げています。値動きの中で1.0850超えを見て短期トレンドをニュートラルな状態に戻しましたが、実体ベースでこれを上抜け切れていないことや、3手ともに上ヒゲが長く上値トライに失敗して押し戻されていること、上値を切り下げる流れに変化が認められず、1.0900-20の抵抗を実体ベースで上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難い状態です。日足の形状が弱いので買いは様子見か、1.0700-10で押し目買い。損切りは1.0640で撤退です。これが付いた場合は再び下値リスクが点灯します。売りは損切りが付いたので様子見か、1.0910-20の吹き値があれば売り向かい。1.0940で浅めに撤退です。
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