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【ユーロ円】16日にユーロ圏財務相会合、ECBも催促する財政出動は?

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3月13日(金)ユーロ/円

基調
方向感模索

目先の注目材料
・主要国株価、国際商品価格
・米独長期金利
・3/16 ユーロ圏財務相会合

16日にユーロ圏財務相会合、ECBも催促する財政出動は?

昨日は、欧州中銀(ECB)がマイナス金利の深堀りこそ見送ったものの、1200億ユーロ規模の資産買い入れを年末まで行う事や、長期資金供給オペ(TLTRO)の適用金利を-0.75%に引き下げる事を決めた。
もっとも、欧州株は大幅続落となり、ユーロ/円も9日に付けた約半年ぶり安値(116.125円前後)に一時接近した。
ECBの金融緩和効果に対する期待よりも、イタリアで拡大する新型コロナウイルスの感染が他国に伝播しかねない不安のほうが大きいという事だろう。
ECBのラガルド総裁は昨日の会見で「野心的かつ協調的な財政出動が求められる」などと述べて、金融緩和と財政出動のポリシー・ミックスの重要性を強調した。
「各国の財政対応の遅れを懸念している」という発言はドイツを念頭に置いたものと思われる。
16日に開かれるユーロ圏財務相会合で財政出動への扉が開くか注目したい。
金融緩和と財政出動のポリシー・ミックスは本来的にユーロ安材料だが、景気下ブレ懸念が強い現行の市場環境ではユーロ高材料になり得るだろう。
市場に落ち着きが戻れば、対円では特にユーロ高に振れやすくなると考えられる。

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