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あなたでも大丈夫!サラリーマンのFX投資スタイルはこれだ!

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「サラリーマンでもFX投資は可能です」という話をすると、多くの人たちが「本業があるのに、本当に大丈夫なの?」と心配されます。
しかし、実際は、専業トレーダーで生計を立てている人は一握りであり、本業を持つ兼業トレーダー、つまりサラリーマン投資家が大部分なのです。
確かにフリーランスやノマドワーカーのような働き方ならともかく、一般的なサラリーマンの場合、日中は自由にFX相場を見ることができません。
相場の一時的な歪みを利用して、数秒~数分の間に取引を繰り返す「スキャルピング」という手法は難しいでしょう。
1日で取引を完了させる「デイトレード」でも大変かもしれません。
FX投資で成功しているサラリーマン投資家の多くは、もう少し長い単位で取引を考えているようです。

サラリーマンはファンダメンタルズ分析を活用

スキャルピングやデイトレードで多くのトレーダーが利用するのが、ボリンジャーバンド、RSI、MACD、ストキャスティクスといった、通貨の値動きを示すチャートを分析して、今後の値動きを予測する「テクニカル分析」という手法です。
しかし、スキャルピングやデイトレードでFX投資を行う専業トレーダーよりも、投資期間が長いものにならざるを得ないサラリーマン投資家たちの間では、テクニカル分析で示される指標よりも、中長期的に相場を捉えるのに有効な「ファンダメンタルズ分析」を活用する人が少なくありません。

ファンダメンタルズ分析とは、景気の動向や金利、様々な経済指標など、通貨国の経済状況を判断するための基本的(fundamental)な情報をもとに、為替の動きを分析する方法です。
注視されるファンダメンタルズとしては、主に次の4つが挙げられでしょう。

1)重要経済指標

例えば、世界経済の中心である米国の労働者の雇用状況を調査した「雇用統計」は、世界中の投資家が注目している指標のひとつでしょう。
また、経済のグローバル・ボーダレス化が進んだ結果、中国の貿易収支が、経済的につながりの強い豪ドルの値動きに大きな影響を与えることがあります。
このように経済指標は為替の動向を判断する上で欠かせません。

2)各国の金融政策

日銀の金融政策はもちろん、米国のFOMC(連邦公開市場委員会)や欧州のECB(欧州中央銀行)などが打ち出す政策金利や景気刺激策は、ドル/円やユーロ/ドルなどの相場の方向性をつかむ上で非常に大切です。
日銀総裁の黒田氏が異次元緩和を行った「黒田バズーカ砲」やECB総裁のマリオ・ドラギ氏が市場と巧妙なコミュニケーションを取る「ドラギ・マジック」などで、相場が大きく動くことがあります。
各国の経済政策、金融政策は非常に重要な情報になります。

3)要人発言

米国のトランプ大統領は毎日にようにツイッターを活用して自身の考えを表明しており、そのつぶやきにFX相場が右往左往する時もあります。
各国の中央銀行総裁、FRB(米連邦準備制度理事会)議長、ECB総裁、各国の財務大臣、財務長官といった閣僚、トランプ大統領や習近平首席のような世界各国の要人発言には注目しておく必要があります。

4)国際ニュース

停戦合意にも関わらず戦闘状態が続くトルコとシリア情勢、あの手この手の駆け引きが長引く米中貿易摩擦、出口を見つけられずに混迷を極める英国のブレグジット(EU離脱)など、世界中で高い関心を集めるニュースが伝わると、為替相場は大きく動くことがあります。
そのため、ニュースヘッドラインのチェックは欠かせません。
例えば、期日が迫るブレグジットの動向次第で、ポンド/円、ユーロ/円、ユーロ/ドルは大きく動く可能性があります。
このように時期のわかるビッグイベントでは、その動静に準備することが求められます。

欲張らず、こまめに利益確定を

サラリーマンは兼業である以上、一日のうちで投資活動にあてられる時間は限られています。
その中で、より効率的に投資を行うためには、どうすればいいのでしょうか。

FXでは、常に新しい相場に向き合うことが求められます。
予期せぬ事件や事故、出来事により、相場が大きく動く可能性も十分にあるのです。
だからこそ、投資を始めたばかりのサラリーマン投資家は、ロット(購入単位)を小さくして、大きなレバレッジをかけず、その瞬間ごとのレートで注文する「成り行き」ではなく、指定したレートに達したら注文や決済をする「指値」を利用して、細かく注文を入れるようにしましょう。
そうすることで、大きな損害を出すリスクを抑えたトレードが可能になります。
相場の流れに乗って、大きな利益をあげられそうな局面が来るかもしれません。
ただ、本業がある以上は、常に相場に張り付いていられるわけではないのですから、決して欲張らずに、こまめに利益を確定して、コツコツと積み重ねていくような取引のほうが、本業への影響も少なく、安心して毎日を過ごせるはずです。
何よりも無理をしないことが、投資においては大切なのです。


PickUp編集部

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