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緊縮財政から転換か

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総括

緊縮財政から転換か

予想レンジ 5.2-5.7

(ポイント)
*消費者信頼感など今週の3指標は改善
*大統領は中銀に緩和策を求める
*大統領は緊縮政策から景気テコ入れ策へ転換か
*利下げ傾向は続くだろう
*CPIは低下傾向
*米大統領弾劾調査は新NAFTA協定批准を遅らせる
*OECDは成長見通しを下方修正した
*政府はペメックスに支援、格付け会社は好感
*政府・中銀が19年GDP伸び率見通しを下方修正
*2Qは危うくリセッションを免れるが経済はまだ弱い
*IMFやS&Pも成長見通しを下方修正
*大統領の支持率はピークより低下したが依然60-70%はある
*焦点は弱い成長と財政問題となる
*メキシコ政府は対米緊張もあり中国へ接近している
*米墨貿易は米からの輸出も2430億ドルあり、報復関税合戦では米国にも痛手

(メキシコ経済指標改善)
 米大統領弾劾調査、英のEU離脱問題、香港デモ、ISMなど米指標悪化があったが
メキシコの経済指標も若干改善したこともあり、昨日10月3日はペソが回復した
・9月企業信頼感指数50.3 前月は49.9
・9月製造業PMI49.1 前月は49.0
・9月消費者信頼感指数 44.7 前月は43.6

(メキシコ大統領、中銀に経済成長への配慮求める)
ロペスオブラドール大統領は、中銀に対してインフレとともに経済成長にも注意を向けるよう求めた。「中銀にはインフレ抑制に加えて経済成長にも取り組んでもらいたい。利下げを大変歓迎している。良い決定だった」と述べた。中銀は9月26日、インフレ鈍化や経済の緩み拡大から政策金利を0.25%引き下げ7.75%とした。引き下げは2回連続。

(大統領が景気テコ入れ策表明)
ロペスオブラドール大統領は、民間セクターが立案したいくつかの大型インフラ整備プロジェクトを近く発表し、景気てこ入れを目指すと明らかにした。ロペスオブラドール氏はメキシコを「再活性化」するために約1600件のプロジェクトが検討されていると説明。「これは本当に重要だ。なぜなら経済成長の促進に役立つからだ」と語った。
政権の任期が終わる2024年までに打ち出される各種プロジェクトの総投資規模は4000億ドルを超えるという。年4%の経済成長実現を公約に掲げて昨年12月に就任したロペスオブラドール氏だが、その後の経済はさえない状態が続いてきた。今年1Qはマイナス成長で、2Qの成長率もほぼゼロだ。
ただ中銀は先週、年内に景気がある程度持ち直すとの見通しを示し、ロペスオブラドール氏も景気後退に陥る兆しはないと強調している。
またロペスオブラドール氏は、インフラ整備プロジェクト策定の分野で民間が積極的な役割を果たしていると高く評価した上で「彼らが提案をして、事業化調査結果に対する資金面の手当てを進めている」と述べ、間もなく具体的な内容が出てくると付け加えた。

(来年の利下げ幅予想)
中銀は低調な経済成長と鈍化するインフレに直面する中、2020年に政策金利を引き下げる余地を確保している。ただ政策金利がどの程度まで引き下げられるかを巡って、市場の見方は分かれている。市場では、来年の利下げ幅が合計で0.75%になるとの観測や、2.0%との見方が出ている。最も大胆な予想では、政策金利は向こう1年3カ月で5.5%まで引き下げられ、2016年以来の低水準になると見込まれている。
コアインフレが年内は低下することで、中銀に政策金利を引き下げる十分な余地が与えられるとの見方がある。CPIは前年比上昇率が2.99%となり、中銀が目標とする3%を3年ぶりに割り込んだ。一方、GDP成長率は10年ぶりの低水準にとどまると予想されている。

テクニカル分析

依然雲中、一時ボリバン下限下抜く

 日足、10月1日-2日の下降ラインを上抜く、一時ボリバン下限を下抜くもバンド内へ戻す。5日線下向き。9月27日-10月1日の下降ラインが上値抵抗。雲中、ボリバン下限
週足。9月16週の長い上ヒゲの陰線で下落、9月16日週-23日週の下降ラインが上値抵抗。8月26日-9月2日週の上昇ラインを維持できるか
月足。ボリバン下限下抜きから戻す。19年6月-7月の上昇ラインを下抜く。19年8
月-9月の下降ラインが上値抵抗。19年8月-9月の上昇ラインがサポート。
年足。16年-18年の上昇ラインを下抜く。14年-15年の下降ラインが上値抵抗。

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VAMOS MEXICO

肥満世界一へ対策

メキシコ下院は、ジャンクフードの製造者に対し、商品パッケージの前面に警告ラベルを加えるよう義務付ける法案を全会一致で可決した。メキシコは肥満の人の割合が世界でも特に高く、消費者の健康を守るために業界からの圧力をはねつけた。
 警告が義務付けられるのは、砂糖、ナトリウム、飽和脂肪を多く含む食品。採決では投票した445人全員が賛成。棄権は3人だった。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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