読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

【ファイナンス】投資の元手をつくるための貯蓄方法とおすすめの金融商品

f:id:navimedia:20190828093225j:plain

投資の元手をつくるための貯蓄方法とおすすめの金融商品 人生にはさまざまなイベントが存在します。
入学、卒業、就職、結婚、住宅購入、出産、子供の教育、引退、老後生活など、その度に、私たちは多額の支出をすることになるでしょう。
少子高齢化が急速に進み、多くの人たちが、老後の生活に欠かせない年金の給付額に不安を抱いています。
金融庁の審議会が提出した報告書の「老後資金2000万円不足」を巡る騒動が、大きな波紋を広げたのは、その証左に他なりません。
そして、その不安を解消する唯一の方法は、おそらく自助努力による資産形成でしょう。
そこで必要になるのが、投資の原資です。
今回は、計画的に貯蓄する方法と、初心者の方におすすめの金融商品について考えてみます。

毎月の収支を把握する

投資の原資を用意するためには、確実に効率良く貯蓄を増やす必要があります。
その際に大切なのが、毎月の収支を正確に把握することです。
家計の収支は、「収入」-「支出」=「可処分所得」ということになります。
会社員の方は、毎月の給料が収入です。
支出は、家賃などの固定費と、食事などの変動費に分けられます。
可処分所得というのは、自分の自由に使えるお金。
つまり、収入を増やすか、支出を減らすと、貯蓄に回すための余裕資金が可処分所得の中で増えます。

それを実行するためには、毎月、きちんと家計簿をつけることです。
毎月、どのような費目に、いくら支出しているかを把握できると、貯蓄を増やすことができるでしょう。

支出の見直しと貯蓄方法の工夫

家計簿を使うことで、家計の収支が把握できたならば、優先順位をつけて、支出項目を見直します。
おそらく、あなたの支出で大きな割合を占めているのは、家賃や保険料ではないでしょうか。
毎年、保険は改良された商品が登場します。
定期的な見直しで固定費を減らし、衝動買いや自炊を増やすことで飲食費などを抑えられれば、あなたの可処分所得は“グッ”と増えるはずです。

その一方で、貯蓄を増やすための工夫も必要です。
そこで、効果的な方法をひとつご紹介しましょう。
それは毎月の給料から定額を、別口座に移して、残金で、毎月やりくりするという方法です。
別口座に移した貯蓄には、一切手をつけないでください。
あっという間に、ちょっとした資金が貯まるはずです。

おすすめの金融商品

投資原資が用意できたならば、いよいよ今度は、資産運用です。
ただ、投資初心者の方々は、リスクを低く抑えた金融商品から始めるのが正解でしょう。

まず、「個人向け国債」はいかがでしょうか。
個人向け国債は国が発行体です。
個人でも購入が可能です。
こちらは元本割れのリスクがなくて、1万円からの購入が可能です。
投資初心者でも安心して資産運用が始められるはずです。
なお、年0.05%の最低金利保証がついていますので、それまで銀行預金しか経験がなかった人にとって、預金の一部を個人向け国債に回すことは、立派な資産運用になります。

また、日経平均やTOPIX(東証株価指数)と連動したETF(上場型投資信託)も、ひとつの金融商品であるにも関わらず、数多くの株式銘柄が組み入れられていることになり、いわゆる分散投資をしているのと同じ効果があるため、低リスクの投資が可能になります。
こちらも初心者の人に、おすすめかもしれません。

最後に、海外の通貨を購入するFX(外国為替証拠金取引)です。
FXは、自国通貨を証拠金として外国の通貨を買うという、とても仕組みがシンプルな投資方法です。
また、少額から始められる点で、初心者向きではないでしょうか。
FXの最大の特徴は、担保となる手元資金に“レバレッジ”をかけて、何倍もの取引ができる点にありますが、初心者の方は、あえてレバレッジをかけずに、日本よりも高い外国通貨との金利差に注目した取引も可能です。
なお、FXはインターネットを通じて、平日なら24時間取引が可能で、しかも外貨預金より手数料がかなり安いというメリットがあります。

さて今回は投資の元手をつくる方法とリスクを抑えた金融商品について紹介しました。
まずは貯蓄が確実に増やせるように、無駄な支出を削減しましょう。
そして、ご紹介したようなリスクの低い金融商品を使って資産形成を始めましょう。
早く始めれば、始めるほど、投資は有利になります。
銀行の預金で、資産が増えることはありません。
みなさんが迷っている間に、投資の機会はどんどん減ってしまうのです。


PickUp編集部