
と~っても忙しい人に、まんがでお届けするFX。
今回おさえておきたいネタはこれだ!

巷でささやかれている「アノマリー」という言葉。
「アノマリーは為替に関係あるの?」
「どんなアノマリーがあるの?」
「そもそもアノマリーってなに?」
今回は、そんな疑問を解決しちゃいましょう!
ポイント
◎アノマリーは実需の動きも関係している
◎為替にも影響を与えることがある
◎アノマリーは参考程度に留める
アノマリーってなに?

- キャンドルちゃんは、アノマリーって知ってる?

- あいのりー?
男女がラブワゴンに乗って恋愛模様を繰り広げるっていう...... 
- 違うよ!!
"アノマリー"だよ! 
- アノマリー?
なにそれ、アツい? 
- これはね、「なぜかわからないけど、よく当たる」という経験則のようなものを言うのだ!

- へ~そうなんだ!
でも、それがFXと何の関係があるの? 
- それは、アノマリーが為替を動かすことがあると考えられているからなのだ!

- な、なんと!!

- アノマリーさえ知っていれば相場の先読みだって......

- おぉぉ......アツい......

- アノマリーにどんなものがあるのか、知りたくない?

- し、知りたい!!(アツい!!)

- フッフッフ......。
それじゃあ、為替に影響するアノマリーを探っていくのだ~!

10月の相場は大暴落!?

- なんだかアツいタイトルだね!
10月は大暴落しちゃうの!? 
- 絶対にというわけではないんだけど、過去をみると10月に大暴落したことが多かったのだ。

- なるほど~。
例えばどんなことがあったの? 
- 有名なのは「リーマンショック」なのだ!

- あ、それは聞いたことあるよ!
でも、リーマンショックって確か9月じゃなかったっけ? 
- そのとおり!よく勉強しているのだ~。
ただ、歴史的な大暴落が起こったのは実は10月なのだ! 
- ひぇ~、しらなかった!

- その他にも世界大恐慌や第一次石油ショック、ブラックマンデーなど、歴史的大暴落は10月に起きることが多いのだ!

- 特別な因果を感じるね!

- そうなのだ!
こういったことからアノマリーが生まれるのだ。 
- なるほど!
なんとなくアノマリーのアツさを感じることができた気がするよ! 
- 飲み込みが早いのだ!
それじゃあ、10月以外にもどんなアノマリーがあるのか見てみよう~



- わぁ!月によってアノマリーが変わるんだね!
それに、為替にもしっかり影響を与えそう! 
- そうなのだ!
それに、上記以外にもたくさんのアノマリーがささやかれているのだ! 
- 他にもあるの!?
アツーい!
バカにできないアノマリー

- でもさ、アノマリーって過去にならってるだけで、信用ならなくない?

- たしかに、アノマリーばかり見るのは良くないとされているのだ。

- 僕らは今を生きていますからね。
「過去に学べ、しかし過去は繰り返さず」とも言いますし。キラッ 
- うっ......変なことだけ詳しいのだ......。(キャラも違うのだ......)

- フフフ。メラッ

- しかーし!
信用できないと決めつけるのは少し早いぞキャンドルちゃん!! 
- え!!?

- アノマリーは過去の動きから学ぶだけでなく、各時期における実需の動きが関係していたりするのだ!

- な、なんとー!!

- そして、キャンドルちゃん。
相場において大切なことを忘れていないかい? 
- 大切なこと......?

- もとより相場というものは、市場参加者の心理で動くのだ~!!

- そ、そうかぁぁぁ~!!!

ベレー「うごくのだ~」 キャンドル「ひぇぇ~」

- なるほど、確かにそうだね!

- ただ、キャンドルちゃんの言うように、過去の動きと同じになるかはわからないのだ。

- そうだよね~。

- だから、ちゃんと世界各国の情勢や相場の動向に目を向けて、アノマリーは参考程度にとどめておくと良いと思うのだ!

- なるほど!
アノマリーにふれて、ますます相場のことを知ることができた気がするよ! 
- うんうん、それは良かったのだ!
ほかにも面白いアノマリーがたくさんあるから、またの機会にお話しするのだ~! 
- アツーい!
たのしみ~!
神田上席研究員(外為どっとコム総研)からひとこと!
「巨人が優勝する年は景気が良い」なんてアノマリーもあります。がんばれ巨人!
(外為どっとコム総研 取締役調査部長 上席研究員 神田卓也)
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