本日のロンドン為替市場のユーロドルは、16日に予定されている米国とイランの第2回和平協議への思惑から堅調推移が予想される。
イラン戦争の停戦期限(米国東部時間21日)に向けて、米国とイランの第1回和平協議は決裂したものの、16日に予定されている第2回和平協議への期待感が高まっており、中東有事のドル買い圧力が後退しつつある。
しかしながら、トランプ米大統領は予告した通りにホルムズ海峡の海上封鎖を開始しており、イスラエルでは作戦の目標が十分に達成されていない状況での米国とイランの停戦合意を疑問視する声が半数以上を占め、ネタニヤフ首相は「作戦はまだ終わっていない」と主張しており、停戦期限に向けて予断を許さない状況が続くことになる。
また、本日は、レバノンとイスラエルがヒズボラへの対応を巡り直接協議する予定となっており、関連ヘッドラインには警戒しておきたい。
今週は、ワシントンで国際通貨基金(IMF)・世界銀行の春季会合が開催されており、ベイリーBOE総裁やラガルドECB総裁など、英米欧の中銀高官の発言機会が予定されている。
イラン戦争という不確実性の中で、リスクシナリオとしての戦争長期化、原油価格高騰に対する見解に注目していくことになる。
想定レンジ上限
・ユーロドル:1.1835ドル(2/23高値)
・ユーロ円:188.59円(ピポット・レジスタンス2)
・ポンドドル:1.3635ドル(2/17高値)
・ポンド円:215.88円(2008/7高値)
想定レンジ下限
・ユーロドル:1.1635ドル(日足一目均衡表・転換線)
・ユーロ円:185.89円(4/13安値)
・ポンドドル:1.3344ドル(日足一目均衡表・転換線)
・ポンド円:213.67円(4/13安値)
(山下)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
