東京市場は堅調か。米国株は続伸。ダウ平均は515ドル高の46706ドルで取引を終えた。ベッセント財務長官が中国の何副首相と今週中にも会談するXに投稿し、米中貿易摩擦が和らいだことや、政府機関の一部閉鎖が近く終了するとの見方がセンチメントの改善につながった。ドル円は足元150円70銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが370円高の49670円、ドル建てが475円高の49775円で取引を終えた。
きょうの日経平均は、5万円乗せなるかに注目。米国株の上昇と為替市場の安定により、日本株は堅調なスタートが予想される。本日午後に首相指名選挙が行われるが、自民党の高市総裁が総理大臣に選出されることがほぼ確実な情勢であり、ご祝儀買いで上値を伸ばす展開が期待される。史上初の女性首相誕生と史上初の日経平均株価5万円到達という2つの快挙を同日に達成できるか、大注目の1日となる。日経平均の予想レンジは49300-50200円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
