東京市場は堅調か。米国株は反発。ダウ平均は238ドル高の46190ドルで取引を終えた。前日に信用不安から急落していた地銀株が反発。また、ベッセント財務長官やトランプ米大統領の発言を受けて米中貿易摩擦問題への懸念が和らいだこともあり、買い戻しが優勢となった。ドル円は足元150円70銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが695円高の48245円、ドル建てが815円高の48365円で取引を終えた。
きょうの日経平均は、米国と同様に前日の下げ分(前週金曜日の日経平均の下げ幅は695円)を取り戻す動きになろう。ドル円が150円台を回復し安定していることも追い風。また、あす21日に首相指名選挙が行われ、自民党の高市早苗総裁が日本初の女性首相になる可能性が高まっていることから、ご祝儀的な買いも期待される。強く始まりあっさりと48000円台を回復、その後も堅調推移が続き、48500円台まで上値を伸ばす展開を予想する。日経平均の予想レンジは48000-48600円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
