東京市場は軟調か。米国株はまちまち。ダウ平均が下落し、S&P500とナスダックが上昇した。ダウ平均は316ドル安の44693ドルで取引を終えた。構成銘柄のIBMとハネウェル・インターナショナルが決算を受けて大きく下落したことが響いた。ドル円は足元147円10銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが265円安の41605円、ドル建てが215円安の41655円で取引を終えた。
日経平均は23日、24日の2営業日で2000円を超える上昇となった。米3指数がそろって強い上昇となれば週末一段高にも期待できるところであったが、ダウ平均が大きく下げており、きょうは利益確定売りに押されることになるだろう。ただ、下に値幅が出るようなら、直近の上昇に乗り遅れた投資家からの買いが入りやすい。来週は決算発表が本格化して、個別物色が一段と活況になると見込まれる。前日の上げ分(655円高)くらいの下げはあるかもしれないが、警戒感はさほど高まらず、売り一巡後は底堅く推移すると予想する。日経平均の予想レンジは41200-42050円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
