
朝方にトランプ大統領が日本との貿易交渉に不満を示し、関税引き上げの可能性についても言及したことが伝わっている。日本株はこれを嫌気した売りに押されると予想する。米国で半導体株が弱かったこともネガティブな材料。ドル円も円高に振れており、大型外需が敬遠されるだろう。きのうの日経平均は大幅安となって終値で4万円を下回った。下振れスタートとなれば目先の天井感も意識されるだけに、場中は下押し圧力の強い地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは39300-39700円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ