
米国と中国がロンドンで9-10日に開いた閣僚級協議で貿易交渉の「枠組み」で合意したものの、米中両首脳による最終承認を控え、様子見ムードが広がりそうだ。また、香港市場はおよそ2カ月半ぶりの高値圏で推移しているとあって、利益確定売りが出やすい。
11日のNY市場でダウ平均は248米ドル高まで上昇後、128米ドル安まで反落し、1.1米ドル安とわずかながらマイナス圏で終了。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は4営業日ぶりに反落した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、大型ネット株の美団(03690)、テンセント(00700)、アリババ集団(09988)がそろって香港終値を下回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ