
約3年半ぶりの高値圏で上影陰線を付けたことで、前週高値が当面の天井となる可能性が出てきた。上ひげとなった部分のレンジを攻め込めないようならばその可能性は高まり、年初からの上昇に対する反動安も考えられる。その場合は38.2%押しの1.1026ドルも目標になってくるだろう。
反対に1.1425ドル(4/18週高値)を超えると、前週高値に向けて再び上昇する展開もあり得る。いずれにせよ、今週の足型は今後の動きを予測するうえで重要な手掛かりとなる可能性があるので注視したい。
レジスタンス3 1.1692(2021/10/29週高値)
レジスタンス2 1.1573(4/25週高値)
レジスタンス1 1.1441(4/25週レンジ半値水準)
前週終値 1.1365
サポート1 1.1264(4/18週安値)
サポート2 1.1144(4/4週高値)
サポート3 1.1026(2025年上昇幅の38.2%押し)
(執筆:4月28日、13:30)
(川畑)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ