ドル円・週足は陽線引け。22日に139.89円まで下落するも、昨年9月に付けた直近安値139.58円が目先のサポートとして意識されると買い戻しが優勢となり、144.03円まで上昇して前週高値144.31円に迫った。4週ぶりの陽線引けとなった。
週足一目均衡表・転換線はこの後3週ほど145円台半ばで横ばいとなる見通しであり、下押しに一服感が出ている。足もとで抵抗となっている144円台前半を上抜けると、転換線や13週移動平均線に向けて上値を試すことになりそうだ。
ただし、依然として三役逆転が点灯しているほか、13・26・52週線の傾きが下向きとなっている点に注意。上値の重さが嫌気されて前週レンジの半値水準141.96円付近を割り込む場合は再度139円台を見にいくこともあり得る。
レジスタンス3 147.65（13週移動平均線）
レジスタンス2 145.60（週足一目均衡表・転換線）
レジスタンス1 144.31（4/18週高値）
前週終値 143.67
サポート1 141.96（4/25週レンジ半値水準）
サポート2 140.00（心理的節目）
サポート3 139.58（2024/9/20週安値）
（執筆：4月28日、13：30）
(川畑)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
