
RSI(9日)は前日の4.8%→22.0%(4/8)に上昇。ボリンジャーバンド(20日線)では終値でマイナス2σ(32665円)上を回復した。
目先的には自律反発継続が予想されるが、5日移動平均線(33678円 4/8)が早々に上値抵抗になるといったイメージは続く。短期波動は下落継続との判断となる。
一方、月足では60カ月移動平均線(30645円 同)付近から下げ幅を縮小する格好となっている。60カ月移動平均線を下回ると、アベノミクス相場が始まる直前の2012年秋ごろの安値を起点に、その後の複数の安値を通る右肩上がりの上昇トレンドラインまで下落余地が生じる。4月中にその上昇トレンドラインまで下げる場合は29000円台に入ることになる。
上値メドは、5日移動平均線、心理的節目の34000円、心理的節目の35000円、4/2安値(35426円)、3/11安値(35987円)などがある。下値メドは、心理的節目の32000円、4/7安値(30792円)、心理的節目の30000円や29500円、2022年8/16高値(28928円)、2023年3/9高値(28734円)などがある。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ