
今晩の取引ではトランプ関税問題の先行き不透明感が引き続き重しとなることが予想されるものの、前日までに株価が大きく下落したことや、スコット・べッセント財務長官が日本を含む70カ国と関税を巡る交渉が行われると発言したことで過度な警戒感が和らぐことも期待される。テクニカル面でも売られ過ぎを示す指標が多く、買い戻しが優勢の展開となりそうだ。
今晩の米経済指標は3月NFIB中小企業楽観度指数など。デイリー米サンフランシスコ連銀総裁の講演も予定されている。企業決算は寄り前にウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが発表予定。(執筆:4月8日、14:00)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ