
香港市場では7-9月期決算を材料に個別物色の動きが活発となりそうだ。前日大引け後にBYD(01211)や中国工商銀行(01398)などが決算を発表した。
30日のNY市場でダウ平均が続落。半導体株全体が売られ、投資家心理を悪化させたほか、米大統領選をめぐる不透明感が重荷となった。一方、決算が好感されたアルファベットが大幅高となり、ハイテク株比率の高いナスダック総合は5営業日ぶりに反発した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、国際金融株のHSBC(00005)、大型ネット株のテンセント(00700)、美団(03690)、アリババ集団(09988)がいずれも香港終値をわずかに上回って引けた。
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ