東京市場は上値が重いか。米国株は13日は上昇、週明け16日はダウ平均とS&P500は上昇したが、ナスダックは下落となった。ダウ平均は13日に297ドル高、16日に228ドル高となり、16日には1カ月半ぶりに終値の史上最高値を更新した。ドル円は足元140円80銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて145円高の36435円で取引を終えた。
日本株は、ダウ平均の史上最高値更新などが好感され堅調なスタートになるとみるが、その後は上値が重い展開を予想する。懸念材料は円高の進行。米ウォール・ストリート・ジャーナルが今週17-18日のFOMCでの0.50%の利下げ観測を示したことなどで大幅利下げ期待が再び高まっており、ドル円は一時139円台まで円高が進行した。0.5%の利下げを織り込む展開となれば再び139円台をつける可能性があり、その場合は全体相場が崩れる可能性がある。FOMCを前に様子見姿勢の強い地合いが続くと想定するが、値幅が出るなら下方向とみる。日経平均の予想レンジは36300円-36900円。
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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