動画で見通しを解説
S&P500：最新の見通し
1. 現在の市場状況:
- S&P500は上昇基調が継続
- 5,500ポイント台への上昇が視野に
2. テクニカル分析:
a) 移動平均線:
- 80日線が上向き
- 10日線、20日線は下向きから横ばいに変化
b) ローソク足:
- 終値ベースで移動平均線を上抜け
c) RSI:
- 50ラインを上向きに突破後、若干の押し戻し
- 50ラインでのサポートは上昇継続の可能性を示唆
d) フィボナッチリトレースメント:
- 現在、61.8%戻しの水準に位置
3. 今夜の注目イベント (21時30分発表):
- 米7月小売売上高
- 米新規失業保険申請件数
4. イベントの重要性:
- 7月雇用統計の軟調な結果（特に失業率4.3%への悪化）が過去の下落のきっかけ
- 景気減速懸念が依然としてくすぶっている状況
5. 今後の見通し:
- 良好な経済指標結果 → S&P500の5,500ポイント台への上昇の可能性
- 景気減速を示す結果 → 再び売られる可能性
6. テクニカル的な重要ポイント:
- フィボナッチ61.8%戻しの水準を明確に突破できるか
- 突破した場合、5,500ポイント台回復から史上最高値更新に向けた動きの可能性
7. 投資家への示唆:
- 今夜の経済指標発表後のS&P500の値動きに注目
- 5,500ポイント台への到達可能性を見極める
S&P500は現在、堅調な上昇基調を維持しています。テクニカル分析からも上昇継続の可能性が示唆されていますが、今夜の米経済指標の結果が今後の方向性を決める重要な要因となりそうです。特に、景気減速懸念の払拭につながる良好な結果が出れば、5,500ポイント台への上昇が期待できます。一方で、予想を下回る結果の場合は、再び下落するリスクもあります。
S&P500 チャート分析①（日足）
S&P500 チャート分析②（4時間足）
最新のS&P500チャートはコチラ
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外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員宇栄原 宗平（うえはら・しゅうへい）
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月（株）外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか！』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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