
もっとも、買い一巡後は上値が重い展開があり得る。前週末のハンセン指数終値は約9カ月半ぶりの高値とあって、いったん利益を確定する売りが出やすい。米長期金利の上昇も運用リスクを取りにくくするだろう。17日のNY債券市場で長期金利の指標となる10年物国債利回りは前日比0.05%高い4.42%で終えた。
17日のNY株式相場は高安まちまち。ダウ平均が反発し、終値で初めて4万米ドルを突破した。半面、来週決算を発表するエヌビディアなどハイテク株の一角が下落しナスダック総合が小幅に続落した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、国際金融銘柄のHSBC(00005)とAIAグループ(01299)、大型ネット株のテンセント(00700)、アリババ集団(09988)、JDドットコム(09618)が香港終値を上回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ