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金(ゴールド)は反落。中東情勢、イスラエルはどう動く(XAU/USD 市況と分析)2024/4/18

 

金

金(ゴールド)CFD(外為どっとコムの取引口座「CFDネクスト」の銘柄名:金スポット)について、昨日の振り返りと現在のポイントについて短時間で確認できるようまとめました。

※最新の金(ゴールド)レポートはコチラ

金(ゴールド)市場の値動きまとめ

4月17日のNY金先物市場で金6月限は5営業日ぶりに反落した。COMEXの金先物6月限の終値は前営業日比19.40ドル安の1オンス=2388.40ドルとなった。取引時間中には一時2376.50ドルまで下げる場面もあった。

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が利下げ開始時期の後ずれを示唆したことで、利下げ観測が後退。これを受けて時間外取引で売りが優勢となった。欧州時間に入り、ドル安を背景に下げ渋る場面もあったが、イスラエルの次の動き待ちの状況から日中取引で地政学リスクを巡る利食い売りが広がると軟調な展開となった。

ただ、年初来では約15%の上昇を維持しており、中東やウクライナの地政学的緊張を背景とした安全逃避需要には一定の支えがある。

最新の金(ゴールド)CFD 日足チャート

30分足チャート

金

日足チャート

金(ゴールド)日足チャート

金(ゴールド)CFDについて、テクニカル分析では、単純移動平均線(10日)が右肩上がりで価格は移動平均線の上に位置し、上昇トレンドを示す。また、相場の過熱感をはかるRSIは、70を割り込み下落している。
 ※リアルタイムの価格はこちらから確認できます。

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金(ゴールド)の上昇・下落要因

上昇要因

インフレの期待:物価上昇の予測が強まると、金を価値保存手段として買う動きが強まる。
経済的不安定性:経済危機や金融市場の不安定時には、安全資産としての金への需要が高まる。
実質金利の低下:金利がインフレ率を下回ると、金への投資が魅力的になる。
通貨価値の低下:特に米ドルが弱まると、金価格は上昇する傾向がある。
地政学的緊張:紛争や政治的不安が高まると、リスク回避のため金への投資が増える。
中央銀行による購入:中央銀行が金を買い増すと、供給が減り価格が上昇する。

下落要因

インフレ率の安定または減少:物価上昇の懸念が和らぐと、金への投資需要が減少する。
経済的安定:経済が安定し、リスク資産への投資が増えると、金への需要が減る。
実質金利の上昇:金利がインフレ率を上回ると、金に対する魅力が減少する。
通貨価値の強化:特に米ドルが強まると、金価格は下落する傾向がある。
地政学的緊張の緩和:地政学的リスクが減少すると、金へのリスク回避需要が落ちる。
中央銀行による売却:中央銀行が金を市場に売り出すと、供給が増え価格が下がる。

 
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