【S&P500】強気の流れ。
29日がNY休場のため日足の形状は変わらずで、直近の日足は小陽線で、単体では上昇エネルギーの強いものではありませんが、調整的な下げが一巡した可能性が高く、週初から上値トライの動きが強まると見られます。5,260-70に強い上値抵抗がありますが、上抜けて終えれば一段の上昇へ。一方下値は5,200～5,210にやや強い下値抵抗が出来ており、下値余地が限られる展開が予想されますが、5,170～5,180の抵抗を下抜けて終えた場合は日足の形状がやや悪化して、下値リスクが点灯します。さらに、5,100を割り込んで終えた場合は短期トレンドが変化します。
しかし、週足を見ると（下図参照）、10月に付けた4,103.78を基点として下値を急角度で切り上げる流れを維持しており、トレンドの崩れもありません。またガス抜き的な押しも適度に入っているため急落にも繋がりにくい状態です。5,200台乗せから新たな上昇トレンド入りした可能性が生じており、“ダマシ”を排除しても5,180以下で越週するか、日足が5,100を割り込んで終えない限り、短期トレンドは変化しません。上値抵抗は5,260～5,270，5,290～5,300，5,330～5,340に、下値抵抗は5,220～5,230，5,200～5,210，5,170～5,180、5,150～5,160にあります。
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