今晩は底堅い展開か。昨日は高値警戒感が意識されたことや、株式市場が休場となる金曜日に発表される2月個人消費支出 (PCE) 価格指数を控えた様子見姿勢も強まり主要3指数がそろって下落した。40000ドルが射程圏内となったダウ平均が162.26ドル安(-0.41%)の39313.64ドルで終了し、S&P500も0.31%安となり、ともに2営業日続落となった。ハイテク株主体のナスダック総合は小幅に上昇する場面もあったが、0.27%安で終了し、6営業日ぶりに反落した。ただ、月初来ではダウ平均が0.81%高、S&P500が2.39%高、ナスダック総合が1.82%高と、ともに5カ月続伸ペースとなり、年初来ではダウ平均が4.31%高、S&P500が9.40%高、ナスダック総合が9.15%高となった。
今晩は昨日同様、週末の2月個人消費支出 (PCE) 価格指数の発表を控えた様子見姿勢の継続が予想されるものの、年内3回の利下げ見通しや米国経済のソフトランディング予想などを背景に先高観も強く、上昇相場に乗り遅れた投資家の押し目買いなどを支援に底堅い展開となりそうだ。
今晩の経済指標・イベントは2月耐久財受注、3月消費者信頼感指数などや。企業決算は寄り前にマコーミックが発表予定。(執筆:3月26日、14:00)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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