東京市場は堅調か。米国株は19日、20日と連日で上昇。ダウ平均は19日に320ドル高となり、20日は401ドル高の39512ドルで取引を終えた。注目のFOMCでは大方の予想通り政策金利は据え置かれた。今後について年3回の利下げ見通しが示唆されたことが安心材料となり、20日はFOMCの結果公表後に急伸。主要3指数がそろって史上最高値を更新した。ドル円は足元151円00銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて735円高の40335円、ドル建てが785円高の40385円で取引を終えた。
FOMCが米国株の買い材料となったことから、日本株も騰勢を強める展開を予想する。為替も円安気味で推移しており、株高を後押しする。CME225先物からは、3月4日につけた史上最高値の40109.23円を大きく上回るスタートが想定される。取引時間中の高値は3月7日につけた40472.11円で、これも上回りそうな状況。日米の中銀イベントを良い形で通過したことで、改めての買いも入りやすい。楽観ムードが強まり、高く始まった後も上を試す流れが続くだろう。日経平均の予想レンジは40400円-41000円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
