金(ゴールド)CFD(外為どっとコムの取引口座「CFDネクスト」の銘柄名:金スポット)について、昨日の振り返りと現在のポイントについて短時間で確認できるようまとめました。
金(ゴールド)市場の値動きまとめ
15日のニューヨーク金先物相場は小幅に続落した。
COMEX金4月限は前営業日比6.00ドル安の1オンス=2161.50ドルで終了した。時間外取引では小高く推移したが、日中取引で米経済指標の結果が事前予想より弱めだったことから一時上げ幅を拡大したが、その後はドル高や米長期金利の上昇を受けて売りが優勢となり、結局は小幅安で引けた。
週間ベースでは4週ぶりの下落となった。金利スワップ市場でも6月の利下げ確率が1週間前から低下するなど、FRBの利下げ時期が遅れる可能性が意識された。
ただし、2月中旬から上昇基調が続く金相場は過去最高値付近で推移しており、中国での金需要増加や地政学リスクなどを背景に高値更新が視野に入ってきている。
最新の金(ゴールド)CFD 日足チャート
30分足チャート
日足チャート
金(ゴールド)CFDについて、テクニカル分析で見ると、前日終値が単純移動平均線(10日)の下に位置しており、上昇トレンドから調整下落に移った可能性がある。また、相場の過熱感をはかるRSIは、75を割り込み下落中である。
※リアルタイムの価格はこちらから確認できます。
金スポット 株価指数・商品CFDチャート│はじめてのFXなら外為どっとコム
金(ゴールド)の上昇・下落要因
上昇要因
インフレの期待:物価上昇の予測が強まると、金を価値保存手段として買う動きが強まる。
経済的不安定性:経済危機や金融市場の不安定時には、安全資産としての金への需要が高まる。
実質金利の低下:金利がインフレ率を下回ると、金への投資が魅力的になる。
通貨価値の低下:特に米ドルが弱まると、金価格は上昇する傾向がある。
地政学的緊張:紛争や政治的不安が高まると、リスク回避のため金への投資が増える。
中央銀行による購入:中央銀行が金を買い増すと、供給が減り価格が上昇する。
下落要因
インフレ率の安定または減少:物価上昇の懸念が和らぐと、金への投資需要が減少する。
経済的安定:経済が安定し、リスク資産への投資が増えると、金への需要が減る。
実質金利の上昇:金利がインフレ率を上回ると、金に対する魅力が減少する。
通貨価値の強化:特に米ドルが強まると、金価格は下落する傾向がある。
地政学的緊張の緩和:地政学的リスクが減少すると、金へのリスク回避需要が落ちる。
中央銀行による売却:中央銀行が金を市場に売り出すと、供給が増え価格が下がる。
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